宝「覚えてなさい、私に恥かかせたこと
後悔させてやるから、」
あなた「そういうの面倒くさいんやけど」
宝「っ、」
傍にあった机を蹴って
宝城は出て行った
藤「あのまま転校して欲しいわ」
あなた「あ〜あ、これからめっちゃ変な目で見られるわ」
小「堂々としてたらええやろ」
『お前らもうそこまで行ったの?』
藤「行ったで
この2人に手ぇ出したら
怒り買うことになるからな
気ぃつけやw」
あなた「これ、めでたしめでたし?」
小「まぁ」
藤「変なところで終わりなんやw」
あなた「でもこれがええんちゃう?」
小「あなた」
あなた「ん?」
小「好きや」
あなた「アホ 人前で堂々言うな」
小「人前とか気にせえへんし」
あなた「まぁ、あんたはそういう奴やからな」
小「あなたはどうなん?」
あなた「昨日言ったやん」
小「ボロボロ泣いてなw」
あなた「うるさい
私も好きや アホ」
──END──
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!