第11話

前言撤回
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2018/01/22 11:18
教室に戻りたくなかった私は、そのまま二人の様子を見ていることにした
すると、猫が二人から離れて私に飛びついてきた
ちょっ...!二人にバレるって...!
隠れようとしたがもう遅かった
黄瀬涼太
あれ?あなたっち?
青峰大輝
なんでここにいるんだよ?
あなた

あ、いや...別に...

ニャァー!
猫が私から離れるときに爪が制服に引っ掛かった
その勢いで私のシャツのボタンが外れた
え、ちょっと待ってよ...!
あなた

ちょっ...!

そのまま猫はどこかへ行ってしまった
が、私にとってそんなことどうでもよかった
それよりもこの状態を何とかしなければ...
て言うか二人ともあっち向いててよ!//
青峰大輝
お前...胸でかいな...
んなっ!//
黄瀬涼太
肌白いッスね...
なんなのこの二人!
揃いも揃って変態か!?
前をしめようとしたら手を捕まれて窓の外に引っ張られた
そして草の茂みの方に押し倒された
あなた

ちょっ!ここ学校...!

青峰大輝
んなこと別に良いだろ
黄瀬涼太
そんな美味しそうな首元見せられて我慢する方がおかしいッス
青峰大輝
つーことだ
遠慮なくいただくぜ
青峰はそう言うと私の首にかぶりついた
青峰大輝
ジュル...
あなた

んっ...!

ここ学校だって言ってんのに!
押し返そうとするが力で勝てるわけもなく...
すると、足元の方でチクリとした痛みがあった
首を動かして見てみると、黄瀬が太股から血を吸っていた
黄瀬涼太
ジュッ...
あなた

んぅ...

生徒1
アハハ、それでさーw
生徒2
なんだそれw
誰か来た...
こんなとこ見られたらまずい...
私は黄瀬と青峰に叩いて伝えた
しかし、二人は気にすることなく吸い続ける
ちょっと!ほんとにまずいって!
あなた

ちょっ...だ、誰か...ッ...来た...!

私は朦朧とする意識の中、精一杯伝えた
お願いだから早くやめて...
生徒1
ん?こっち今音しなかった?
生徒2
え、やめろよw
こっちに向かってくる...!
私はできる限りの力を振り絞ってうったえた
ねぇ!ほんとにまずいって...!
生徒2
んだよ、誰もいねーじゃんw
生徒1
え、嘘ー?
生徒2
びびらすなってw
そう言って生徒達は去っていった
あ...危なかったぁぁぁ!!
ギリギリ覗かれる手前で私達は茂みに身を隠した
黄瀬涼太
危なかったッスねー
お前らのせいだよ!!
ったく...人が信じ始めたってのに...
ほんとに紫原の言ってたことあってんの?
青峰大輝
ふぅ...腹ごしらえも済んだし次の授業サボるわ
あなた

は?サボんの?

真面目に授業受けるくらいできないの!?
青峰大輝
あ?なんだよ
寂しいのか?w
あなた

誰が...!

青峰大輝
はいはい、ツンデレだなw
あなた

黙れアホ峰!

やっぱり前言撤回!
こんなハチャメチャなやつと過ごすなんて絶対無理だ!

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