第7話

見られた...
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2018/01/18 05:15
家を出て、私は重要なことに気が付いた
まって、私...
この家がどこにあるのか知らない!!
なんでこんな重要なこと忘れてたんだー!?
門の前でぐるぐる考えていると、後ろから声がした
黄瀬涼太
あれ、あなたっちまだ行ってなかったの?
あなた

あ...

話しずらい...けど...
あなた

ここってどこ?

すると黄瀬はあぁ、と言って驚きの事実を教えてくれた
黄瀬涼太
ここ、学校の真後ろなんスよね
あなた

ま、うしろ...?

黄瀬涼太
うん
真後ろ...
あ、ほんとだ
学校見えた
あなた

ありがとう
じゃあ私先行くから

そう言って黄瀬の横を通ったとき、手を捕まれた
あなた

なに...?

黄瀬涼太
せっかくだから一緒に行こ(ニコ)
語尾にハートが付きそうなくらい甘い声でそう言われた
あなた

い、やだ...

流石にこの対応にもなれたのか黄瀬は驚かなかった
私は黄瀬の手をほどこうとした
が、黄瀬は全く放そうとしなかった
黄瀬涼太
いーからいーから!
あなた

あ、ちょっ...!

結局黄瀬に手をつかまれたまま学校まで引っ張られた
てゆーかこれ誰かに見られたらどうすんのさ!?
と、思ったけどなんとまだ7時50分
こんな時間に学校へ来る人はまずいない
私は校門の前までは抵抗するのは止めておこうとそのままにした
しかし、そんな考えがバカだった
さっさと手を離していればよかったのに...
浅田華蓮
え、あなた...?
臼井怜生
なんでそいつと手繋いでんの?
あなた

...え

み、見つかったぁぁぁぁ!!

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