廊下を走っていたら、誰かにぶつかった
ぶつかったのは怜生だった
あれから全然話してないんだけど...
言葉を探しながら目を泳がせる
すると、両肩を掴まれた
いつになく真剣な顔で言われた
ちゃんと言わなきゃ...
喋っている途中でいきなり抱きしめられた
顔は分かんなかったけど、声が震えていた
こんな思いさせちゃうなんて、告白断る方も辛いよ
私は抱きしめられてるだけだったのを、手を怜生の背中に回して抱きしめ返した
怜生の腕の中は心地よくて、改めて大事な存在なんだと気付く
怜生のことも好きになれたらいいのに...
そんなことを考えていたら、急に怜生が手を離した
振り返ると、青峰がこちらを見ていた
しかしその顔は怒っていなくて、どちらかと言うと悲しみからくる顔だった
しかし青峰には届かず、そのまま帰っていった
怜生は心配そうに声をかけてくれたけど、今の私には何も入ってこなかった
私は学校が終わってから、部活を休んですぐに家に帰った
しかし部屋に青峰の姿はなく、財布とスマホだけがなくなっていた
電話もかけたが電源が切られているのかつながらなかった
私は青峰がいないか学校に戻って部活を覗いてみたが、来ていなかった
その後も色々探したがいなかった
家で待っていたら、黄瀬が帰ってきた
そりゃ知らないよね...
すると、急に黄瀬が抱きしめてきた
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おはようございます!こんにちは!こんばんは!
作者のゆうなです!
更新遅くなってほんとごめんなさい!
なんか、やる気でなくて...
これからも更新遅いですが、よろしくお願いします
お話の方はもうちょっとだけ青峰とあなたさんをこじらせますw
では、小説の方も、よろしくお願いします
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!