あなたsaid
ちょ、ちょっと!?
何この状態…!!!
あなた「ちょっと、離してよ。」
悠真「まだ怒ってたりしてる?」
あなた「当たり前でしょ!?これで怒らない人いる!?」
悠真「ごめんごめん!」
あなた「ごめんじゃない。私、悠真嫌い……」
悠真「え?何で?」
あなた「お母さんには嘘をつくし、しまいには私にも嘘をついて、抱きしめて「まだ起こってたりする?」って言って……」
悠真「ごめん。後でお母さんには、謝るよ…」
あなた「うん……」
私達はその後気まずい空気の中、学校へ向かった。
学校へ着くと、悠真はイケメンだからか女子に囲まれて、私は女子から睨まれる。
こんなやつと一緒にいて、何が楽しいの?
もっとイケメンで、優しくて面白くて、私しか見ない男子いないかなぁ〜
と、思っていると…………
ドンッ!
あなた「あ、ごめんなさい!」
?「こっちこそごめんね?怪我はないかな?」
あ、現れた!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。