第2話

幼稚園
3,059
2018/01/10 02:26
朝になって、
幼稚園に向かう時間になった。
あなた

ママー!
シルクのとこいってもいい?

車に気をつけてね!
ちゃんとご挨拶するのよ!
いってらっしゃい!
その間に、母から母へ
電話で連絡しどちらかの
お母さんが園まで連れて行く。

それくらい母同士は仲がいい。
あなた

ピンポーン!ピンポーンー!

チャイムが届かないので、
ドアを叩きながら
チャイムの真似をする。
あなた

シルクー!シルクのママー!

はぁーい!
いらっしゃい、あなたちゃん!
シルクまだ準備してるから
上がって待っててくれる?
あなた

わかった!

シルク
あなたー!おはよー!
もうちょっとまってー!
あなた

おはよー!
はぁーい!

シルクの準備が終わり、
母と3人で幼稚園に向かう。

幼稚園は徒歩5分ほど、
出来たばかりで、新しく
すごく近いところにある。
じゃあ、二人とも
いってらっしゃい!

また夕方ね ♪
シルク
ママばいばーい!
あなた

ありがとー!

シルク
あなた、いこっ!
あなた

うん!

ギュッ


いつものように手を繋ぐ。
モトキ
あなたおはよー!
ぎゅ〜(あなたに抱きついた)
ンダホ
シルク、あなたおはよ!
モトキだめー!
シルク
モトキ、めぇー!
マサイ
ぼくも…あなた〜
ぺけたん
めっ!
あなた

みんなぎゅ〜!

みんな
ぎゅ〜
今日は卒園前の
お遊戯会のリハーサル。

あなたはお姫様役。
王子様役はもちろん…シルク。
シルク
ぼくは、きみが…!
あなた

もういかないと…

………

リハーサルを終え、
日常に戻る。
モトキ
あなたちゃん、これしようー!
モトキの両手には、
おたまと鍋。
あなた

おままごと!する!

シルク
おままごときらーい。
そとがいい…
ンダホ
シルクそといこ?
シルク
でもあなたといっしょがいい…
ぺけたん
あとでおそといくから!
さきにあそんでて!
シルク
わかった。
マサイ
ぼくもおそと〜
シルク達3人は園庭で鬼ごっこ
あなた達3人は室内でおままごと。
あなた

パパーぺけたんー
ごはんできたわよ〜

モトキ
ママありがとう!
おいしそうだねー!
ぺけたん
ぼくもたべるー!
あなた

あー、こぼしてる!
フキフキ(ぺけたんの口を拭く)

ぺけたん
ありがと〜
モトキ
ぼくもぼくも!
あなた

パパよごれてないもん。

モトキ
えー泣
その頃お外では…
シルク
ダホおにね!
ンダホ
わかった!
マサイ
にげろー!
シルク
わー!
ンダホ
まてまてー!
マサイ
あっ!
バタッ


マサイは躓き転んでしまった。
シルクとンダホが駆け寄る。
シルク
だいじょーぶ?
ンダホ
マサイ〜
マサイ
いたいー泣
先生
マサイ君大丈夫?
医務室行こっか。歩けるかな?
マサイ
グズンっ…泣
あなた

どーしたの?

モトキ
けがしてる…
ぺけたん
いたいの?
先生
みんなまた後でね!
あなた

いっちゃった。

ンダホ
ぼくがおいかけたから…泣
シルク
だっておにごっこだもん!
あなた

ダホちゃんはわるくないよ!

ぺけたん
きたら、とんでけ〜
してあげるの。
少しして、マサイが戻ってきた。
あなた

マーくん!だいじょーぶ?

マサイ
うん、ちょっといたいけど…
ンダホ
ごめんね?
マサイ
ンダホわるくない!
だいじょーぶ!
ぺけたん
マサイー!
いたいのいたいのとんでけー!
マサイ
ぺけたんさわったらいたい…泣
モトキ
ないちゃった…泣
あなた

なんでモトくんなくの…泣

このあとみんなつられて
みーんなで大泣きしました。

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