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2019/02/26

第32話

30
案外1年は短かった。
暖かくなり始めて、春が近づいて来るのがわかった。
藍
今は同じクラスだからお昼一緒に食べるけどさ、
私と同じクラスじゃなくなったらどすんの?

・・・今から心配になってくるんだけど。
いつも一緒にお昼ご飯を食べている藍の一言。
藍と奈緒といつも一緒にいるからか、
2人から見ると私には友達がいないようにみえるみたいだった。
あなた

えぇ?
一緒に食べてくれないのっ?
あなたちゃん号泣しちゃうよ?

奈緒
奈緒
私もさ、
部活あったりしてたべれないこと多くなると思うしさぁ。
私も藍も、あなたのこと心配してんだよ?
あなた

奈緒、いつから私って言うようになったの?!
てゆーか、2人ともあなたに友達いないとか思ってるのかよ?!
・・・まあ、そんなにいないかもしれないけどさ…。

藍に言われる、「ちょっと..天然すぎて怖いんだけど。」
奈緒に言われる、「あなた、それ本気?」
湊に言われる、「あなたはさ、危なっかしくて目が離せないんだ。」
そうに言われる、「おまえ、頭のネジ何本抜けてんの?」

これを総合したのが心配ポイントなんだろう。
藍
もぉ...。
あなたもちゃんと考えてんの?
美味しいお弁当だって、1人じゃ美味しくないでしょ?
あなた

そ、だね。考えてみる。
・・・あなた英語の予習終わってないから
先に席戻るね。

奈緒
奈緒
うぇ、私もおわってないし。
藍様ぁぁ、ノートみせてくれぇぇぇ!
少し素っ気なかったかもしれない。
2人にも、それぞれの事情とかあるのに
私を考えてくれた。
なんで私はいつもこうなんだろう。
あなた

なんで変われないんだろ。
あなただけ置いてけぼりじゃん。

こんな本音は、消えてしまえばいいと思った。
クラスメイトの話す声で、私の願い通り消えてった。

たった1年でここまで差がついてしまう辛さを、
今更と言ってもいいほど遅くに知った。
斗羽
斗羽
あなた...?
聞こえていたことを、私は知らない。