✔暴力描写少し入ります…!!
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のんside
え…何されるん??
ま、まさか殴られる…?!
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シルクside
《廊下の方でこんな声が聞こえた》
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《3人は廊下を出て、足音をたてた》
のんside
誰かの足音するんやけど…先生?せやけど、この辺って通らへんはずやけど…
《男女計8名が逃げ去った》
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のんside
誰かの声が聞こえる…けど身体が思うように動けへん…
《保健室に直行》
`・ω・´)∋|ガラッ
シルク「先生!のんが!」
先生「あらまぁ!どうしたの!?」
えな「殴られたり、蹴られたりされたみたいです」
先生「あなた達はその光景を見た?」
かのん「見てません。途中から声が聞こえてそれで…!」
先生「分かった。身体を見るわ。シルクくんは後ろ向いてて」
シルク「あ、はい」
かのん・えな「笑笑」
先生「うんうん…これは酷いわね」
えな「というか先生!のん意識あるんですか!」
先生「暴力を振るわれ続けて、気を失っただけよ。この様子だと、あなた達だとは分からなかったけど、誰かが来たのは分かったみたいだわ。もう少ししたら目を覚ますと思う」
のん以外「のん…」
のん「ん…」
のん以外「のん!?」
のん「ここは…うっ、いてて」
先生「気を失う前の出来事、覚えてる?」
のん「女子に呼ばれてついて行ってん、そしたら男子もいてな、仰向けに寝転がれ言われて、言う通りにやったら蹴られてん。顔も殴られたな。激しくなって、意識が切れそうな頃、足音がしてん、アイツらが去った後、うちの名前呼ばれたまでは覚えてるんよ。その後は記憶が無いで」
先生「それだけ覚えてたら、脳に異常は無いわね。」
シルク「足音がしたって言うより、俺たちがわざと立てたんだよな」
えな「うん」
のん「ありがとな」
先生「今日は安静にしなさいね?明日も傷が痛むようだったら休みなさい」
のん「分かりました」
先生「そう言えば歩けるかしら…?」
《のんが歩こうとすると》
のん「痛い…」((横っ腹を抑える
先生「お迎え呼びなさい。」
のん((迎えを呼ぶ
先生「あ、傷のところ薬塗っといたから」
のん「今かい」
先生「…来たみたいよ」
のん「先生おおきに」
先生「いえいえ。お大事に。あと…2ヶ月お疲れ様」
のん「はい…(T^T)」
シルク「のん、おんぶしてやるから乗れ」
のん「おおきに」
先生以外「失礼しました」
先生「はーい」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!