第3話

小学6年生《祐也side》
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2018/01/12 07:31
俺は自慢ではないがモテてた

それも幼稚園の時から

幼稚園に行くなり園長先生から

頬を赤らめながらおはようと

媚びた感じで言ってくるものだから

行くたびに気分が悪くなってた
そして小学校にあがっても

それは続いて…

担任の先生からは東雲君が生徒じゃなければ

って言葉を6年間毎日ずっと聞かされてた

それと同時に告白もいっぱい受けてた
そんな中愛は俺に大して
祐くんはどうしてそんなに冷たいの?
せっかく告白してくれてるんだし
祐也
だって好きな奴からの告白以外
嬉しくないもん
って言ったんだ

そしたら愛が…
そっかあ!
愛はね祐くんのこと好きだよ!
と、顔を赤らめてゆうもんだから

小6ながらにドキッとした

それから愛に恋をするまで時間はかからなかった
中学に上がって少ししたある日

俺はサッカー部に入部

愛は吹奏楽部と別々の部活なのに

よく会った

そしたら…さ…
バスケ部の男子
工藤!俺は工藤が好きだ!
っていう声が聞こえて

見に行ったら

愛が告白されてた

確かに愛は中学に入ってから

くそ可愛くなってて

俺も見るたびにドキドキしてはいたけど
あ、ありがとう。
でも、貴方の気持ちには応えれない…
そう言った愛は俺より大人に見えた

その時と同時に俺はハラハラしていた

愛を…取られるんじゃないかと…

もちろん愛を見ながら胸が熱くなるのも

気づいてた

俺が愛に恋愛感情を持っているのも気づいてた

だけど気付かないふりをしていた

そんなある日
祐…私好きな人が出来たの
愛はいつの間にか俺を祐と呼び

自分を愛ではなく私と呼び

いつもより大人になってた俺は
祐也
はあ?誰そいつ
祐と同じサッカー部の村田くん…
ああそういえばそんなやつおったなあ

と思いながらそんな奴に嫉妬をし始めた

俺の愛だったのに

隣をそんな奴に取られるのか?
祐也
そうか…好きにすれば?
そう言うと愛は笑顔で
うん!好きにする!
そう言って帰って行ったんだ

その次の日には

愛は村田と付き合ってた

俺は後悔した

なんで…なんで…って

そっからかな

愛に気持ちを見せなくなったのは…
そして今に至る

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