プリ小説

第8話

最終曲
俺は血鬼への恐怖とカラ松を殺された怒りとで、何も反応できなかった。

血鬼は目を閉じると、眩しい光を発した。
六つ子
六つ子
!?
すると、血鬼から血飛沫の跡が消え、少女に戻ったのだ。

え。
松野おそ松
松野おそ松
な!?お前・・・
蒼海 ハリカ
蒼海 ハリカ
私は、蒼海 ハリカ (あおうみ はりか)。昔は私も普通の女の子だった・・・でも。この鬼ごっこに参加させられて、私は死に、血鬼として操りていたの。
トド松
トド松
!?

そしたら・・・カラ松兄さんは・・・?血鬼として操られるの・・・?
蒼海 ハリカ
蒼海 ハリカ
その心配はないわ。私はあと20年しないと、この呪いから抜けられることは無いから・・・。
チョロ松
チョロ松
20年後の節目に死んだ人が・・・血鬼になるの?
蒼海 ハリカ
蒼海 ハリカ
・・・そういう事になります。
松野おそ松
松野おそ松
カラ松は・・・?そしたらカラ松はどこに行くんだよ!?
蒼海 ハリカ
蒼海 ハリカ
私が生き返らせます。
は?生き返らせる!?
一松
一松
・・・そんなこと出来るの!?
蒼海 ハリカ
蒼海 ハリカ
・・・はい。
でも。
十四松
でも?
蒼海 ハリカ
蒼海 ハリカ
完全な回復は難しいです。
六つ子
六つ子
どういうことだ?
蒼海 ハリカ
蒼海 ハリカ
松野・・・カラ松さんは1度死んでいます。その状態から完全に戻すのは、不可能です。
きっと、記憶の損失が起きると思いますが、それでもいいですか?
トド松
トド松
うん。記憶が無くたって、カラ松兄さんはカラ松兄さんだもん
松野おそ松
松野おそ松
そうだな・・・
一松
一松
うん。
全員一致で決まった。記憶が無かろうが、カラ松はカラ松で、俺の1番好きな奴だから。
蒼海 ハリカ
蒼海 ハリカ
ではそしたら・・・、皆さんは1度寝て下さい。朝起きたらカラ松さんは戻っているはずです。
六つ子
六つ子
分かりました。
俺たちはすぐに眠りについた。

カラ松が俺の事を拒絶したらどうしよう・・・?

と考えながら。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

朝。目が覚めた俺は真っ先にカラ松の方へ向かった。

カラ松、と起こそうとして、手を止めた。

俺の事を忘れているかもしれない。拒絶されるかもしれない。真顔で、誰だと聞かれるかもしれない。

いや、いいんだ。もしそうなったとしても、カラ松はカラ松。俺の好きなカラ松だ。

そう思い、声をかけた。
松野おそ松
松野おそ松
カラ松・・・?
カラ松
カラ松
ん・・・・・・
カラ松がぼんやりと目を開けたまま俺のことを見る。
松野おそ松
松野おそ松
・・・忘れちまったか・・・
やっぱり忘れられてしまったかと思い、無理矢理笑った。
カラ松
カラ松
覚えてるさ・・・
松野おそ松
松野おそ松
え?
カラ松
カラ松
おそ松兄さん
松野おそ松
松野おそ松
!?
覚えていた。

それがとても嬉しくて、感動して、感情がごちゃ混ぜになった。
カラ松
カラ松
俺が1番好きな人を忘れる訳がないだろう、兄貴!
松野おそ松
松野おそ松
そうかァ・・・ありがとなぁ!
一松
一松
カラ松!?クソ松起きたの!?
カラ松
カラ松
一松!
一松
一松
覚えてる!?
カラ松
カラ松
覚えてるさ!兄弟全員、忘れてなんかいないぞ!
驚きだった。

記憶の損失が全く無かった。

そう・・・完全に戻ったのだ。
兄弟全員、泣きながらカラ松に抱きついた。
あぁ良かった・・・
今夜は最高だな。






ハッピーエンド!

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珠奈@ミルクティー飲みたい
珠奈@ミルクティー飲みたい
こんな私も、4月に中2になりました。厨二病☆ 相変わらずボカロとか好きです(*´ `*) 文ストの沼に落ちました。誰かお助けを笑笑笑笑 作品の更新不定期ですみません。心からの謝罪です。 そして、お気に入り・いいねありがとうございます! 太宰さんと中也と芥川と敦くんとぁぁぁその他諸々天使ですね←何言ってんだこいつ