プリ小説

第8話

7個目の猫
「おじゃましまー…す」

「あれ…杜?なんでこんなとこに」

久しぶりに入った麗の家のリビングには、テレビを前にあぐらをかきながらコントローラーをカチカチやっている向葵さんがいた。

その隣にはちゃっかりコントローラーがもう一台置いてある。

私が来るまでやっていたのだろう。

「ねぇ、麗?」

「…はい」

「仕事の話し合い。…してるんじゃなかったっけ?」

「……。そんなこと言ったっけ?」

こいつ…

まあいいや。

「そういえば聞いてなかったんだけど2人ってどういう関係なの?仕事の話し合いって?」

向葵さんが、コントローラーを動かしながら言った。

「そいつ仕事の後輩なんだよ。今日はちょっと話し合いがあったんだけど休憩がてらゲーム」

「それフラグ立ててるのわかってます?」

言い返したがどうやら聞こえてないらしい。

ほんと、ゲームのことになると人のこと聞かないなぁ。

「なあ、麗。続きやろーぜ。あとコントローラーもう一個持って来て」

麗が、棚からもう1つ同じ形のものを探り出して来て向葵さんに渡した。

それを受け取った向葵さんは何やらカチカチし出した。

「夏芽は僕になんか用があったんじゃないの?」

「あ、そうそう。」

もしかしたら、向葵さんもいるしちょうどいいのかもしれない。

そんなことを思っていると、向葵さんからコントローラーを渡された。

「ん。設定しといたから。」

なんで私もやる感じになってるんですかねw

断るのもあれだし、仕方がないからやってあげましょうか。

そう思い、コントローラーを受け取る。

あ、マズイ…

そう思った時にはもう遅かった。

また、あの時のように…

頭の中に風景が流れ込んで来る…

あっという間に、その世界に吸い込まれていった。

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りんごあめ
りんごあめ
りんごあめです!よろしくお願いします。}m(_ _)m 好きなものは ・おそ松さん ・ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。 ・カゲロウデイズ ・ナカノヒトゲノム【実況中】 ・銀魂 ・ボカロ ・そらまふ ・うらさか ・天月 ・浦島坂田船 ・96猫 ・クプラ ・あるふぁきゅん+a ・伊東歌詞太郎 ・夏目友人帳 ・蛍火の杜へ ・妄想 ・殺伐シェアライフ ・君の膵臓をたべたい ・殺戮の天使 などです。}(*゚▽゚*) この中で最近ハマってるのは ・歌い手 ・殺戮の天使 ですね}+゚。*(*´∀`*)*。゚+ あ!ちなみに永遠のcrewで、坂田家です!! 吹部でクラリネット吹いてます。♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ お話できたら嬉しいです。