第10話

はっぴーえんどぅ。
1,068
2018/01/25 13:00
【じんたんside】
じん
ん…っ
眼が覚めると、さっきまで着ていた服と違う服になっていた。
テオ
あ、じんたんっ、おはよっ
そう言った声に振り返ると、優しい笑顔でテオくんがこちらを見ていた。
じん
テオくん…っおはよぉっ!
俺も精一杯の笑顔で返した。
…そういえば、えっちしちゃったんだよな…
…ふぁぁああ…////
そう認識した瞬間、顔が熱くなるのを感じた。
テオ
じんたん、顔赤い。
…思い出しちゃった?
そう言って近づいてきたテオくんは俺をぎゅ、っと抱きしめると
テオ
…かわいかったよ。
そう、耳元で囁かれた。
じん
_____っ////
じん
ばかっ//
俺は照れ隠しにそう言って、軽く叩いた。
テオ
ひひっw
時計を見ると、15時だった。
じん
もうこんな時間かぁ…昼ごはん食べ損ねたね?
テオ
あーそーだなー…。
んー、じゃあデート行ってから外で夜飯でも食う??
じん
わぁっ!それがいい!!
そう言って立とうとした瞬間、
じん
…い゛、ったぁっ!!
腰が死ぬほど痛い。
テオ
じんたん?!
じん
こここ、腰…っっ!!腰、いた…っ泣
テオ
…あぁ~…
テオくんは申し訳なさそうに俺を見ると
テオ
セックスしたの初めてだったし…
体に負担かかったね…ごめんね…?
じん
あっ、…そ、そう…ぃぅ…ね…/////
返事の最後の方が小さくなってしまった。
セックス
その単語が出てきた瞬間やけに生々しくて
確かにしたのだけれど。夢のように感じた。
テオ
いちいち真っ赤になっちゃって、じんたん本当可愛い。
今日のデートは今度にして、ゆっくり寝てて?俺が夕飯作ってやるから!
じん
うぅ…ありがとぉ…
疲れていたのか、俺はすぐにまた寝てしまった。
.
………夢を見た。
夢の中にはテオくんが出てきて、でも、テオくんの隣には俺じゃない誰かが立っていた。
…どこかで見たことある顔………
あっ、テオくんの写真に写ってた子だ…!
…え、その子とどういう関係なの…?
俺は言葉が出なくて、その場に立ち尽くしていた。
俺は動けないのに、声が出ないのに、テオくんとその子は離れていってしまう。
じん
………………っ、ま、まっ、て…っ!
ておっ、くん…………っ!!!!
やっと声が出た………!
テオくんは振り返ってくれた。
_______でも。
テオ
……じんたん。

_____俺、この子と付き合うことになった。
______え?
じん
…えっ、なんでっ…?!おれ、はっ…?
俺のこと、すきなんじゃ…っ
テオ
じんたん。
テオくんは俺の言葉を遮った。
テオ
やっぱり、男同士なんて無理なんだよ。
世間からも認められないし、周りに話もできない。結婚もできなければ、子供だってつくれない。
なに…?




思考回路が停止してる。
テオ
それに。

セックスも女の子との方が気持ちいいんだよね。
……うそでしょ?
嘘って言って、テオくん。

むりだよ、なんで、なんで……っ?!
テオ
じゃあな……
じん
テオ、、ん……っっ!!
おれ、やだよぉ……っ!
……ん、…たん、…んたん……


……誰か俺の名前を呼んでる。行かないと…

……あれ?俺いまテオくんに振られたばっかじゃなかった?

…まぁ、いいか……
.
テオ
じんたん!!!!!!!!
はっ、
……あれ?テオくんがいる…
じん
……てお、くん…?
テオ
じんたんっ!泣いてるよ!怖い夢見たの…?大丈夫?!
じん
……テオくんが、泣かしたんじゃん。
テオ
……え?
じん
俺のこと、もう振ったんじゃん…!
何が何だかわからないまま言葉が出てくる。

ただわかっているのは、胸の痛みだけだった。



…さっきのは夢?現実?

俯いて、自分の中から出てくる言葉を、ただただ声にして喋っていた。
じん
もう、俺じゃダメだって。
女の子のほうがいいって…!!!
テオ
…じんたん、落ち着いて。
テオ
俺のこと見て。
そっと上を向くと、悲しそうな顔のテオくんがこちらを見ていた。
じん
……ておく……っ
テオ
怖い夢、見たんだね。
そういって抱きしめて、背中をさすってくれた。
じん
ておくん……っ
おれっ、おれ…で、いいの…っ?
将来のこと、なにもできない……
それに、周りから、世間から…どんな目で見られるか…っ!
テオ
それでもじんたんがいいんだよ。
強く抱きしめられた。
テオ
じんたんじゃなきゃダメなんだ。
じん
……ふ…ぅう…っ
テオ
じんたん、好きだよ…。
じん
おれっ、もぉ…っ!……すき…っ!
涙が止まらなかった。

いつだって、どこかで恐怖を感じていた。

世間からは認められない。子供も作れない。セックスだって俺じゃない方が気持ちいい。

俺じゃなきゃダメだって思われなきゃ。
女の子になくて、俺にはあるものでテオくんのそばにいて、隣に立っていて恥ずかしくない存在でいなくちゃ。
どんなに繋がっても、どんなに気持ちを伝えても、ずっと心に穴がぽっかりと空いたように感じていた。
じん
しん、じる…っ
テオ
うん、信じて…。
2人で幸せになろうね…。俺たちらしく!
テオ
きっと、…夢の中の俺も、じんたんのこと嫌いだなんて言ってないんじゃないかな。
それに、謝ってもない気がする。

…それって絶対、じんたんのところに戻ってくるっていうことなんじゃねぇかな?
確かにそう言われれば、言われてない。

そう思うと、愛しくて、愛しくて。



俺はぎゅぅうっと抱きつき返した。
テオ
ご飯、食べよう。出来上がってるから!
じん
うんっ!





.
テオ
じゃーんっ!!
じん
わぁあっ
テオ
おててのしわとしわをあわせて…
じん
いただきますっ!
テオ
ふふふ…どうかな?
じん
うんまぁっ!!!
え、おいしいっ!
テオ
よかったー!
愛情こもってるからね!
じん
/////
テオ
しっかり照れるやんww
じん
もぉーっ!
じん
…あ、そうだテオくん…
テオ
ん?
じん
えっち…きもちよかった??
テオ
ブフゥゥゥゥゥウ!!!!!!
テオくんは飲んでたお茶を吹き出した。
じん
わっ、きったな!なに!?
テオ
いや、え、えぇ…
じん
なにその動揺…
テオ
いや、気持ちよくなかったわけじゃないんだけど…
じん
うん…?
テオ
…………きも、ち、よすぎた。//
じん
……えっ/////////
ぼんっと音がしそうだった。
じん
そっ、、……か///
テオ
うん…///
じん
…………//
テオ
…………//
じん
…ごっ、ごちそうさまっ!!!!
おいしかっ、…ん、っ、…?!
ちゅ
じん
んっ、んぅ……っ
んむぅ…
テオ
……ふ、

…っは……
急にキス…!!!!
じん
ななななななななななななに!!な、何?!きききききゅうに!!!!!
テオ
…なんとなく?
じん
……ばかっ!!!
えっちの心配もないみたい。

これからもラブラブで生活してこうね。

テオくん、大好き!!

……それじゃ、また!ピースっ!



〜END〜
- - - - - - - - - - - - - - - - キ リ ト リ セ ン - - - - - - - -
レンカ(筆者)
レンカ(筆者)
クソみたいな終わり方になってしまった。
しかも無駄に長いし。まとまってないし。

ああぁ…

ここまで読んでくれた皆様、ありがとうございます!!!!!ほんとに!!!!
感謝の念でいっぱいです!!!
大好きです!!!!

悲しいことに、これ書いてて
セって打つと
セックスって出てくるようになりました。←
友達と会えねーわ!!!←

とりあえず完結はしたけど…受験までは新しい小説には手を出さずに、おまけとしてここに更新していこうと思います!
くっそみたいに暇があれば読んでください!

とりあえず物語的には完結です!
起承転結なかったね!!!!L(’ω’)┘三└(’ω’)」←

ここまで見てくださった皆様、こんな駄文に応援、いいねしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!!!!(〃・д・) -д-))

出来たら、次の小説の設定はどれがいいかコメントに意見お願いします!!🙌

✔Ωバース
✔学パロ
✔ノーマル(スカイピースとしての日々)
✔etc.(具体的にコメントして♡^ω^)ノ"←)

よろしくですっ!!

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