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第1話

クロユリ




あれ…??こんな花植えてあったっけ?


ある日気づくと私の家の前に植えてある“クロユリ”




クロユリって厳しい気候を好むからこの辺では咲かないんじゃ…?



だとしたら誰かが植えてる…?





そう思いながらも、とりあえず家の中に入る




スマートフォンを取り出しクロユリについて 生息地 開花時期
などとキーワードを入れて調べる


{クロユリはユリ科バイモ属の高山植物。
別称はエゾクロユリ。}


主な生息地は…

{日本の中部地方以北・北海道、千島列島、ロシア連邦のサハリン州、カムチャツカ半島、ウスリー地方、北アメリカ北西部に分布。 高山帯の草地に生える。 本州では、東北地方の月山、飯豊山、中部地方に分布し、分布の西限地は白山で、室堂周辺などに大量に群生しているのが見られる。}







私が住んでるのは…北海道





あぁ、この辺にも咲くんだなぁ…










次の日、会社に行くと花に詳しい友達にクロユリについて聞いてみた




“クロユリ…クロユリ…まぁ、こっちの方で咲くには咲くけど今生えてるとしたら咲く季節が全然ちがうんだよ。もし誰かが育ててるんだったら話は別だけど”




友達が言うには北海道での
開花時期は5月から6月らしい


今は8月…














今日は、いつもの時間よりはやく仕事が終わりコンビニで買い物を済ませてからさっさと帰る





あれ……?
家の前に誰かいる……?



その人物はしゃがんいて私がお花を植えている所に…




まさか…クロユリを植えたのはあの人……?


電柱の影に隠れながらそっとその人を見る




帰り際ちらっと見えた顔…

あれ…?ホソク先輩……?




まぁいいや、何してたんだろう?




恐る恐るクロユリを見ると
なにやら紙が着いていた
その紙を見ると……


えっ!な、なにこれ……


赤い字で私の名前が書いてあった


血ではないのかって言うほど赤さ



私は凄く怖くなりその紙を剥がして捨てた


それからだ…
毎日毎日仕事から帰ってくる度にその紙がクロユリに着いている




そろそろほんとに怖くなったので警察にでも電話しようとしたが…



あ、そうだ。私がホソク先輩に電話すればいいのか



“もしもし”


“珍しいね、君から掛けてくるなんてどうしたの?”


“あの…私の家にクロユリを植えたのは先輩ですか?それと、紙に赤い字で私の名前を書いて毎晩毎晩貼っているのも…”


“そうだけど何?君が昔どのくらいの過ちを犯したか、おぼえてないの?”



昔、私は過ち犯した……


────────────

10年前…私が高校1年生の時…

ホソク先輩は高校3年生
ホソク先輩には妹がいた。


私と同じ、高校生1年生。
私達は結構仲が良くて休日でも2人で遊んだりしていた。


でも、そんなある日
2人して、1人の男の子が、好きになった。
お互いすぐに、その事がわかり2人で充分話し合った。

でも、その男の子には2人ともどんどん惹かれていって、
その度に私達が今まで作り上げてきた交友関係を崩していく



結局…その男の子を先に勝ち取ったのは私


その結果、先輩の妹は自殺した。




でも、その妹は毎日日記を書いていたらしくそれをホソク先輩が見て、私がやったのだと。












一体私が何をしたと……?
勝手に死んだのはあっちじゃない、



妹を自殺に追い込まされる=妹を殺す











“昔の過ちを犯したなんて人聞きの悪いことを、私は何もしていません。あの子が勝手に死んだだけです。”


そう言うと

ブチッ



電話は切れた





それからだ
私の体に変化が起き始めたのは



常にどこか痛く方も重い
どうしたのかな…
病院に行っても特に何も無いと言われるし……


































クロユリの花言葉……
一つは『愛』

もう一つは…………

















『呪う』










end……*

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TwitterでR18のBTSで妄想を書いてます。 主にblです。RPSも少し…