実彩子side
気づいたら、寒くて周りは薄暗くて漁師さんが使うような長靴やロープや、バケツなどがあった。
怖い...。ここどこ?誰か助けて...!
起き上がろうとするとロープで手首は拘束されていて身動きが取れない。
?「あー、やぁーと目覚ました」
?『おはよ、宇野さん♡』
なつき『せーかい!やっと気づいたか!やっぱあなたバカよねー』
なつき『やめてよ!そんな怖い顔しないで♡大輝君に近寄らないって誓うならそのロープ外してあげる』
なつき『聞こえなかったの?大輝君は私のモノなの♡だから近寄らないって約束して?』
なつき『なに?』
なつき『なんですって!』
するとなつきは宇野の頬を強く叩いた
なつき『何その顔、従わない気?アナタ次の表紙候補落ちてもいいの?』
なつき『頭きた....。数人コイツの事好きにして良いよ。あんたなら許す。』
数人「マジで!?」
なつき『あとはアンタに任せたじゃーね!実彩子ちゃん♡』
ガタン、カチャ
数人『と、いうわけでなつきからおっけー貰ったからさ抱かせてね♡』
数人『暴れんなよ』
ガタン!!バキ!
?「俺の女に手だそうとしてる奴はどこのどいつだ...」
数人『!お前!』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!