in お化け屋敷。
ただいま暗闇の中を歩いています。
一松はそう言うだけでこちらを見てくれない。
一松はそう言うと乱暴に私の手を掴んだ。
嬉しくて私は一松の大きい手を握り返した。
私の手をグイッ引いて、先を歩く一松。
頼りない所もあるし、意地悪だし、
ジェットコースターも乗れないけど、
こういう男らしい一面があるんだよなぁ…
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お化け屋敷を出てすぐ、自販機の前に設置してあるベンチで私は屍と化していた。
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紫の24番と記してあるゴンドラに私達は向かいあわせで乗った。
窓に手を置き近付いて、外を見る。
上には赤いゴンドラ、下には青いゴンドラ。
お化け屋敷もジェットコースターも、どんどん遠くなってゆく。
さっきまであのお化け屋敷で叫んでいた自分が、ちっぽけに感じた。
一松の方を振り返ろうとすると、すぐ横に一松が座っていた。
顔が近い。近すぎる。
互いの鼻先がぶつかりそうな程、顔を近付ける一松。
外を見ると、もうてっぺんまであと10数秒といったところだった。
一松は何度か足元を見ながらも、そう言った。
観覧車がてっぺんに着いた時、私の視界はただただ一松で埋まっていた。
私の好きな、軽くて、濃くて、あっさりとしていて、それでいて好きの詰まった、キス。
一松は突然私を抱き寄せ、ベンチに押し倒した。
そして一松はズボンと下着をいっぺんに下ろした。
息が荒い、そしてまたニヤリと笑う。
私は必死に一松に訴えかける。
比較的大きいこの観覧車は、てっぺんに登り詰めるまで5分程の時間を有した。
一松は自分の硬くなったそれを、私に押し付ける。
一松はニヤリと笑うと、私の服を捲りあげ下着もずらす。
胸が露になる。
━━━━━ブブブブブブブッ
そう言って一松は、ポケットから振動する物体を取りだした。
一松はそう言いテープで私の乳輪にバイブ?を着けた。
━━━━━━━━ブブブブブブブッ
その瞬間、電撃が私の体を走り抜けた。
私の胸に着いたピンク色の球体が振動している。
言葉が上手く出てこない。
私の返事も待たずに、一松は勢い良く私の中に一松のそれを挿れた。
二人の太ももが触れ合う音と、雫の音が響く。
━━━━━━━ビュルルルルルルルルル
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「ありがとうございましたー」
慌てて口を抑える。