第51話

星 と 敬語.
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2018/01/31 14:04
あなた

私は、絶対こっちの方がいいと思う。だって、星が降ってるみたいで、ものすごく綺麗だもん!

そう言うと私は、フードを後ろに脱がせた。
レオ
…////
相変わらず、目を合わせないかと思うと、レオは「初めて言われた。」と、言葉を零した。
レオ
…てか、お前、恥ずかしくねーの?星が降るみたいとか…(笑笑)
あなた

…なっ、うるさい!(笑笑)

自然と零れる笑みからして、さっきの涙は嘘のようだった。
レオ
てか、いつの間にか敬語外れてる(笑笑)
あなた

え、あ、すみません…てか、多分同い年だからよくない?(笑)

レオ
おい…(笑笑)
「ま、いいけど」とレオが立ちながら言い、私に「ん、」と手を伸ばした。私はその手をとり、ゆっくり立つ。
あなた

なんて、呼べばいい?

レオ
んー、別に何でもいいけど。呼びたいように呼べば?
あなた

えぇ、どうしようかな(笑笑)…無視されてたから少しぐらい意地悪しても…ね?(笑笑)

レオ
おまえなぁ…
あなた

冗談冗談(笑笑)

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