第8話

助けるが…
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2018/03/03 00:57
俺は目が覚めると自分の家にいた
小山「あれ?俺の家…」
目の前にはタイムマシーンも置いてある
カレンダーを見ると…今日は24日…クリスマス…って事はもうすぐで……
加藤「小山!!クリスマスなんだし…イルミネーション見に行こうよ!」
タイムマシンは見えてないのかな?
俺は抱きつきそうになった…だがやめた
このあと何が起こるかわからないし…抱きつくのは完全に安全になったらの方がいいだろう
小山「いいね〜行こっか!!」

……そしてしげちゃんが事故る前まで来てしまう
案の定しげちゃんは競走だ!!と言い走り出す
加藤「小山!!早く〜」
車が…
俺は車が来る前に急いで走ってしげちゃんを突き飛ばす
…その直後に車が通りすぎる
小山「ハァハァ…しげちゃん!!」
俺は抱きつく
加藤「小山さん!大丈夫?もうちょっと遅かったら小山さん引かれてたよ?」
小山「俺の心配はいいよ…それより早くイルミネーション見に行こ!!」
加藤「そうだな」
俺はしげちゃんを守れたんだ…
そう思うと涙が出そうになる…
さぁ…回ろう…歩き出した瞬間
周りの人「君!!あぶない!!逃げろ!!」
小山「えっ?」
俺は上を見ると…イルミネーションの飾りが火花を飛ばして落ちてくる…
俺は逃げようとするが…最悪だ…転んでしまう…
しげちゃんを助けれたのに…俺が…死んじゃうの?
そう思い目を瞑ると…
加藤「小山!!」
と言う大きい声が聞こえたと同時に俺の体が飛ばされる…そして俺は意識が切れるが切れる直前どっしゃーん!という音があたりに響いたの

俺が目を覚ましたのは病院
吹っ飛ばされた時に頭を軽くうってたらしい……
そして近くにいた人達が俺に近づいてきて…悲しいことを言ってきた

き み と い っ し ょ に い た 子 が 死 ん だ

と言う言葉…
俺と一緒にいた子は一人しかいない…
小山 「しげちゃん…が…死んだ…?」
話を聞くと…しげちゃんはどうやら俺の代わりに落ちてくる飾りの下敷きになったらしい…

俺は一人とぼとぼ家に帰ると…
小山「しげちゃん…また…守れなかった…」
そうつぶやき俺は元の時代に戻った…

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