俺は…クリスマスの日に戻ってきた…
しげちゃんがイルミネーションに誘ってくる
もちろん了承した……
俺の提案……
それは…
まっすーが言ってた…「他の人が代わりになくなれば…その人は死ぬのはまた今度になる…って本に書いてあった…」
俺はそれにかけてみるよ……
しげ「小山!!競走だ」
しげちゃんは走ってくる
しげ「小山さん〜遅いよ!!」
俺はそのセリフ言ってるシゲちゃんに向かって全速力で走る…
そしてしげちゃんに思いっきり突進する
しげちゃんは吹っ飛ばされるが無事に着地する
よかった……
しげ「小山さん!!危ない!!」
小山「しげちゃん…来ないで…」
俺は最後に口を動かした…しげちゃんに伝えたいことがあったから…
それを伝え終えると…俺はものすごい衝撃を感じ…赤く染まる道路…冷たいコンクリを感じたまま…眠りについた……
(しげちゃん目線)
俺は…小山さんとイルミネーションに来ていた…
だが今小山さんは俺の隣にいない…
俺の目には涙で溢れていた…
小山さんはおれの前にいる…だが何故だろう…目を開けてくれない…
小山さん…さっきもさっきまで口パクで貴方の気持ちを伝えてたじゃん!
ちゃんと見たよ!
しげ「俺も…その気持ちだったのに…俺も好きだったのに!…小山さんのこと」
そう…小山さんは口パクで
口を動かして…「だ い す き」という言葉を伝えたのだ…
しげ「これからも…一緒に遊びたいのに!…一緒にご飯食べたいのに…なんで…なんで…目を開けてくんないの!…」
…………小山さんは…死亡確認を告げられた…
俺は小山さんの家に向かう…
するとなんか変なものがあった…
なに…これ…
画面があったのでいじると……
しげ「タイム…マシン?」
というものがあった…
俺はそれにとりあえず乗った
……すると目の前に…まっすーと手越が…
手越「しげちゃん!!」
急に抱きついてくる
まっすー「しげちゃんが…生きてる ウル」
しげ「まって…状況が掴めない…」
手越「しげちゃん…ホントは死ぬ運命だったんだよ…」
しげ「えっ……」
まっすー「そして小山が助けに行くって…」
……ようやくわかった…小山は未来から来ていて…自ら自分の命を…
しげ「小山…は…死んだよ…」
手越「えっ!!」まっすー「えっ……」
しげ「俺に大好きって伝えて…俺…慶ちゃんいねぇとやってけねぇよ!」
……運命は最悪だ…
1人元に戻っても…また一人消えてしまう
運命は最悪だ……
仲良しの4人を潰しにくる……
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!