第3話

#3
70
2018/01/31 04:37
あーーーー!

どうしよう、どうしよう!

服が決まらなーい!

今までは学校の帰りに遊んでたから悠貴に私服見せたことないんだったー!

ファッションセンスのない自分を恨む…。

…こうなったら菜津奈にお願いしよう!

次2人で遊びに行ったらご飯おごりは決まっちゃうけど…。
あなた

菜津奈ー!
服選び手伝いに来てくださいー😥😭

菜津奈
はいはい。
今度おごりね。
ま、悠貴に変な姿見せるよりかはマシか。







ピンポーン♪

菜津奈だ!

一気に階段を駆け下りる。
あなた

どうしたらいい!?
服、おしゃれな感じがいいの!

菜津奈は無言でクローゼットとタンスをあさる。

私がいつか、流行ってるからと言って買った、1回もはいてないガウチョを取り出した。

ロゴの入ったうすい長袖のシャツとカーディガンを着せられた。
あなた

うっわぁ…。
菜津奈すご…。
天才?

めっちゃ似合ってた。

自分で言うけどいつもより可愛くなったと思う。

菜津奈は赤いグロスまで私につけてくれて髪も巻いてくれた。







今まで気づかなかったけど菜津奈は超大人びた服を着ていた。
あなた

菜津奈…、美人やね〜。
モデルみたい!

菜津奈
私、可愛い服とか絶対無理だから。
身長高いから大人用の服じゃないと似合わない。
へ、へぇ〜。

身長高いとこんなにも、大人用の服が似合うなんて…!

菜津奈、やっぱスゴい!
菜津奈
ほら、早く行くよ。
8時40分ですよ。
悠貴を待っておかなくていいの?
あなた

待つ待つ!

うー!

楽しみだな!

どんな服着てくるんだろ?

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