第21話

最終話
1,645
2018/01/27 11:49






涼「ほんとお前あなたにメロメロじゃん、ウケるわ笑」





「は?うるさい。」






売り言葉に買い言葉で間にもは入れずただオロオロする自分







涼「でもまあ最高の誕生日プレゼントだろ?」




「...それは、ありがと」






照れたように言う裕太君とドヤ顔のお兄ちゃん。

...待って?誕生日プレゼント?






『今日、誕生日なの?』





「え?まー、うん」






全身に冷や汗と、じわじわと涙が出てきそうで堪えた。





『なんで言ってくれなかったの!?』




「や、ごめん。そんなに誕生日気にしてなくて。」





涼「それにあなた、もう誕生日プレゼントは俺が渡したぞ」






『...なにを?』







涼「あなた自体。

玉が中学時代から好きだったらしくてさー?仕方ねーから会わせてやったのよ!」






「おい、涼!!まじでシメる!」



涼「もー!まあ5分したら戻ってくるわな」





そう言って気を使ってくれたのか出ていったお兄ちゃん。

その後ろで赤い顔を隠している裕太君。






『ええと...実はね。』




「ん?」




『私も裕太君と同じように、好きだったよ。』








そう言うと、裕太君は史上最高に顔を赤くして、


とても幸せそうな顔をした。






ーENDー

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