第23話

chapter21 ダーマの夢
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2018/02/12 15:47
ダーマ「あぁぁ!負けた!」
俺がコントローラーを放り投げて床に寝転がると、キッチンからあなたが出てきた。
あなた「ダーマ、ゲームしてるの?」
ダーマ「おう、スプラ2やってるんだぜー」
そう言えば、あなたはゲームとかするんだろうか。もしやってるんだったら、一緒にプレイしたいなー、とか。一応、Fischer'sの中で最もゲーマーに近い存在だしな。
あなた「へぇ〜、Switch欲しいなあって思いつつ、買えてないから羨ましい!」
ダーマ「おっ、興味ある?」
あなた「うん、結構あるかも。」
おっしゃ!と俺は心の中でガッツポーズをした。
ダーマ「試しにやってみるか?」
あなた「いいの?やった♪」
無邪気に喜ぶ姿が可愛かった。
あなたにProコンを渡すと、キラキラとした瞳で画面を見つめている。
あなた「なるほど、これで潜伏、これで発射か〜」
ダーマ「流石、掴むのが早いな。」
あなた「えへへ、ありがとう!」

それからあなたは俺の指導がありながらも、どんどん上達していった。
あなた「よしっ、またキル出来た!」
ダーマ「才能あるなぁ〜、これ、俺すぐに抜かされちゃうやつじゃん!」
あなた「そうかな…嬉しいな♪」
太陽みたいな笑顔が咲いた。
そのあと、暫くしたら急にあなたが俯いた。
ダーマ「ん?あなた?」
あなた「だ、ダーマ、私と付き合ってくれる……?/////」
ダーマ「おう、ゲームの練習ならいつでも。」
あなた「違う、そうじゃなくて……!」
ブンブンと首を振っている。
あなた「そうじゃなくて、私を女として見てほしいの。恋愛対象として、私と付き合って欲しいっていうか…なんて言うか、その…!/////」
ダーマ「……!?」
まさか、あなたが俺と?
ダーマ「俺で、いいのか?」
あなた「ダーマが、いいの。」
なんだよそれ、可愛すぎかよ…!
ダーマ「俺なんかでいいなら、喜んで!」


ピピピッピピピッ……
ダーマ「んぁ?……ふぁぁ。」
ゲーム…もっと練習しようかな。

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