私は、屋上で買ったパンを食べながらそう思った
人生が辛くってでも相談できる人なんて私の周りにいない生きてても楽しくない
涙もでなくて悲しいそんな気持ちが少しあるだけ.................もう感情すらも消えていってしまうかも
.........休み時間が唯一の幸せな時間
誰も私をいじめない私が一人でいれる時間
こんな時間が永遠に続けばいいのにでも、休み時間はもうすぐ終わるだろうそしたらあの地獄が始まる
キーンコーンカーンコーン♪♪
_タンタンタン_
階段を降りて行く...あぁ一歩一歩あの教室に近づいて行く....嫌だ嫌!...本当は今すぐ帰りたい......でも家に帰った所で私の居場所などは無いそれを知っているから私はあの教室へ行く
今はそれしか考えられなかった
あぁ....教室の前まで来てしまった
もう行くしかない
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!