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好きになってはいけない
ピンチ?
私は、今まで通り登校して、席に着いた。するとひとりの男の子がこっちへ来た。
なぁ、なんか隠し事してるっしょ?
え?
もしかしてばれたのー?でもまだ言えない…言うことなんてできる訳ない…隠しきる!
ずっと、元気ない顔だったよ?まるで、笑顔が偽物のような
そんなことないよ?楽しかったら普通に笑うでしょ?九条…くんだっけ?心配ありがとう、でも平気だよ!
なら、いいや
九条ー!日直のやつついてきてー!
無理は、しないでね
うん!ありがとう
そういって手を振っていなくなってしまった
ひとりの教室…なんか変な感じ
そして、二人が戻ってきた
九条ー(×_×)数学の課題見せてくれよな~
やだ…英語の課題見せてくれるなら良いけど
そして二人がこっちを見た昨日の課題のことだよね?
一生の頼みがある!数学の課題見せて!……いや…一生ではないか、まぁお願い!
俺も!英語
別に…良いけど
私すごいくらいバカだからなぁ
ぷ…アハハハハハ
なんか突然笑い出した
すごいね…この回答
確かに…個性的だね
普通にバカって言えばいいのに
ごめんなさいね!私バカなので!
おっはー!あれ?九条と、橘じゃん?どしたの?
今までのことを話すと
えーーー!見せてもらったのに笑うとかひどー!
私だって一生懸命やったのに…
私にもみせてー
九条君の持っていた私のを取り上げて…みた
アハハハハハ
なにこの珍回答~アハハハハハ
九条君や、橘君よりも笑ってるよー
やっぱり笑ってるじゃない~(T-T)
うちの橘がいつもいつもすいませんね
いえいえ…平気ですわ(ノリ乗ったつもり)
おもしろーい!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!