第3話

悲劇の始まり
260
2020/03/28 06:12
すごい目で見てくる。

でも、ここまできたらもう無視するしかないっ

すると、

渉
お前、暇なの?
華恋
華恋
え、わ、わ、私ですか!?
渉
は?どう見てもお前しかいねぇだろ
華恋
華恋
あ、そ、そうですねっ、、、
渉
ちょっとついてこい
グイッ、手首を力強く握られる。

男の人の力はやっぱり強くて、抵抗できない。
華恋
華恋
ちょっ、ちょっと待ってください!どこにいくんですか!?!?
渉
るせぇな、黙っとけブス
(は、はぁああああ!?い、今、ブスって言った

よね?初対面の人にブスって!!何この人っ)

こんな強引な男、私が1番嫌いなタイプだ。
華恋
華恋
と、友達ときてるからっ、はなしてくださいっ
渉
は?よく言うよ、自分から逃げてきたくせに
華恋
華恋
っ!ち、違うっ
(な、なんでこいつそんなこと知ってんのっ)
渉
ふっ、図星かよ
華恋
華恋
だからっ、違いますってばっ
渉
へー、口答えするんだ?
(な、何この人…)
やっと手が解放される…そう思いきや!?

華恋
華恋
っ…////
こ、これって、、、、


か、壁ドン!?!?

人生で一度もされたことないのにっ、こんなや

つが初めてとかっっ
渉
は、何照れてんの?お前もしかして、こういうの慣れてない感じ?
華恋
華恋
ち、違っ、
華恋
華恋
…めて、、、…めて下さい
渉
あ?なんて?ちゃんと言わねぇと聞こえないなー
華恋
華恋
や、やめてくださいっ!!
渉
よくできました。華恋ちゃん?
(な、なんでこの人、私の名前知ってんの)
渉
ん?なんで知ってるかって?さっき友達に大声で呼ばれてたじゃん
華恋
華恋
あ、そっ、それはっ…
(逃げてきたなんて口が裂けても言えない…)

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