第2話

文化祭
320
2020/04/05 07:19
ー時は過ぎ5月中頃、いよいよ文化祭当日になりました。
理沙
理沙
華恋ーーー!やっとだね!絶対いい彼氏ゲットする!!
華恋
華恋
うん!理沙なら絶対大丈夫!だけど、いい人じゃないと私が許さないからね?
理沙
理沙
もぉ!分かってるって!!
理沙は可愛くてモテるけど、すぐ騙されちゃう。だから心配。



どんどん進んでいっちゃう理沙。

(待って理沙っ、早いよ…)

理沙
理沙
あれ食べよう!!
華恋
華恋
うんっ
とにかく歩くスピードが速い、、、

なんとか追いつくけど、見失いそう。

その時…

(っ!!なんだろう、なんかすっごく鋭い視線を感じる。気になるけど、気のせいだよね…?)

理沙
理沙
華恋ー、大丈夫?早くきてー!
華恋
華恋
う、うんっ!ごめん、今行くから!



そして、やっとお目当の店についた。
翼
やっほーー!君達可愛いねぇ。何年?
理沙
理沙
そうですかぁ?ありがとうございますっ!
1年です!!
翼
へー!連絡先交換しようよー
理沙
理沙
全然いいですよ!!
2人はどんどん会話が進んでいく。

もう、私が入る隙間なんて無さそう…

でも、知らない人と連絡先交換するのは嫌だか
らとりあえず逃げなくちゃっ

華恋
華恋
り、理沙…!私ちょっとお手洗い行ってくるっ
理沙
理沙
うん!、って華恋ーー!
あー、呼ばれてたのに逃げてきちゃった。

(ごめんね、理沙。)


お手洗い……どこかなーー?



すると、また

(っ!!さっきとおんなじ視線を感じる。怖いよ。)

そう思いながらも、恐る恐る視線を感じる方を振り向く。

(っっっっっっっっ!嘘っ、、)

どんどんこっちへ近づいてくる

(怖いよ。どうしよう、足が動かない、、)



すると、

予想通りと言うのだろうか、その男は私の前で足を止めた。

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