第29話

26話
216
2022/12/20 06:11

長尾「……っはは、今思えば長尾さんってあんましっくしこねーな笑」
『…そう…ですか?私は…長尾さんのほうが…』
長尾「んー……試しにさ景ってよんでみてくんね?」
『…え…えっ…とぉ…』
長尾「いーからー、はーやーく、」
…子供ですか…?
『…景…さん…』
長尾「……さん抜き」
『…出来ません』
長尾「…まぁいいや」
それでも長尾さんは私が見た中で一番綺麗な笑顔を描きました
『…ぁ…弦月さん…甲斐田さん…』
寮に戻る途中に丁度2人にあいました。お2人も雨と土でびっちょびちょでお互い見て笑ってしまいましたね。
弦月「あ、2人に言わなきゃいけないことあってさ、」
長尾「おー?なんだ?」
甲斐田「げ、藤士郎もまだなんかあるの、!?」
弦月「僕のニュースはいいニュースの方ね笑

……母さんが目を覚ましたんだ。」
長尾「……っ、まじか!?!?」
甲斐田「今日!?な、そんな急に!?」
弦月「あなたが、母さんの呪いを歌魔法で解いてくれてさ、……」


弦月さんが一通り話し終えます…小っ恥ずかしくなってきてしまいました…
甲斐田「やっぱり宵崎さんの魔法すごいね。」
『そ、そんなことないですよ!皆感のほうが余っ程…』
…凄くない…凄くなんてありません…"こんな力"

寮についてリビングを開けるとメンバーのみんながまだ起きていました。みんなやっぱり長尾さん心配だったようですね。


不破「けーくんおかえり〜」

葛葉「おかえり。」

叶「おかえり長尾くん」

三枝「おかえり!」

黛「おかえり。長尾くん。」

万葉「おかえり」

ディルック「おかえりなさい」

魈「…よくかえった」


甲斐田 弦月「「おかえり、景」」



長尾さんは…皆さんに必要とされてますよ
安心して
前に
進んで
くださいな


『…長尾さんの居場所はここでしょう?』

長尾「…………っ、ただいま!!」

プリ小説オーディオドラマ