第57話

1,547
2019/06/08 12:04
NOW 家_____
ジヌ
ジヌ
わあ、家大きい!
シウ
シウ
すっごいねぇ!
ナム
ナム
さ、入ろうか。
ホビ
ホビ
そういえば、部屋どうするの?
ジミン
ジミン
さっき手配しといたです。
あなた

なんか私以外に甘いよね。

ジミン
ジミン
もちろんさ。
グク
グク
みんな韓国人だし。
お前日本人だし。
あなた

…………………は。

シウ
シウ
みなさぁん、反日なんですかぁ?
テテ
テテ
ユンギヒョンとジミナとジョングクだよ。
シウ
シウ
えぇ、他の皆さんは違うんですかぁ?
ナム
ナム
まぁね。
ハナ
ハナ
ちょ、私頭痛くなってきた。
ジミン
ジミン
大丈夫?この前の傷………。
ハナ
ハナ
寝てくるわ。
あなた

私ついてく。

ハナ
ハナ
ん、ありがと。
ジヌ
ジヌ
あ、あとでお茶持ってきますね!
あなた

ありがと。



2階へ上がる階段を登るとき、リビングから笑い声が聞こえた。
シウ
シウ
えぇ、からかわないでくださいよぉ♡
グク
グク
お前、面白いなw
ナム
ナム
そうだ、ジミナの冷蔵庫……。
ジミン
ジミン
新しい人みんなにその話広めるんですかぁ!
ジン
ジン
アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャッッッゴホッ、ウ……アッヒャ(゚∀゚)
シウ
シウ
ふふふ♡
明るい笑い声が聞こえ、なぜか胸が苦しくなる。

ハナが肩をトントンと叩いた。
あなた

ん?

ハナ
ハナ
ほら、行くぞ。
あなた

ん。

ハナの部屋について、ハナをベッドに寝かせた。

まだ響いてくるリビングの声に耳をそむけようとしても、嫌なくらいついてくる。

ハナの机にあった黒いヘッドフォンを手に取り、耳にかけた。

スマホに繋ぐと、ハナが喋りかけてきた。
ハナ
ハナ
また無断で使うのかw
あなた

懐かしいな。

ハナ
ハナ
大切なもんだから、壊すんじゃねーぞ。
あなた

たかが私からのプレゼントじゃねーか。

ハナ
ハナ
初めてもらったプレゼントなんだよ。
あなた

そっか。

またリビングから笑い声が聞こえてきた。

急いでようつべを開いて曲を流す。

ハナはすぐに寝たみたいだ。
あなた

♪〜ここにいるよ私はほら うーあうーあ 見つけ出して

なんとなく今は、ばんたんの声を聞きたくなかった。
あなた

あーあ、泣きそう。























「なよんおんにの声聞いたら、会いたくなっちゃったじゃん……グスッ。」

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