第73話

───❼❷
19,806
2021/06/12 11:06





︎︎
角名 倫太郎
俺だよ。
角名 倫太郎
大丈夫だから。
(なまえ)
あなた
やめ、、
角名 倫太郎
ッッ……、




ギュ。



(なまえ)
あなた
やめてっ、
角名 倫太郎
大丈夫だから……。、



︎︎
角名 倫太郎
大丈夫……。
(なまえ)
あなた
ッッ…………、
角名 倫太郎
……(ちょっと、落ち着いたかな。)
北 信介
角名??桃山????


主将、、の声、、



北 信介
……ッッどしたん、?
角名 倫太郎
えっ、と、
北 信介
桃山、何があったか、
ゆっくりでええから話してくれん?
(なまえ)
あなた
………………、ッッ

私の隣に座って、優しい声でそう言う。

︎︎
宮 治
こいつに、襲われたんですって



顔を上げると、あいつに胸ぐら掴まれてる相澤がすぐそこに立ってた

(なまえ)
あなた
いや、ッ、
宮 治
やっと吐いたわ
指だけとは言っとった。
相澤(あいざわ)
…………チッ。
北 信介
…………わかった


バサ。



主将さんが、私の背中にジャージをかけた。



北 信介
…逃げれたんやな?
最後まではされてないか?
(なまえ)
あなた
…………
小さく頷く。
北 信介
頑張ったな。

︎︎ポン。と頭を撫でられた。
(なまえ)
あなた
ッッ

私は下を向き、また溢れてきた涙を必死に拭いた。


北 信介
治と角名は桃山のそばにおったって
こいつは俺が何とかするから
北 信介
あと、なんか拭くもん
宮 侑
それならここありますよー
北 信介
……気づいてたんか
宮 侑
まぁ、足見れば
北 信介
ありがとうな。
じゃあ、桃山が落ち着いたら
保健室連れてったってな


主将の人は相澤連れてどっか行った。


宮 侑
ほら、拭けや

︎︎
タオルを投げ渡してきた。

(なまえ)
あなた
…………、誰の。
宮 侑
……別に誰のだってええやろ
宮 侑
さら新品やから。
(なまえ)
あなた
お前のか。
宮 侑
だからっ
(なまえ)
あなた
ありがと……
宮 侑
ッッ、、あっそ。
(なまえ)
あなた
でも、いらん。
宮 侑
はぁ??さっさとそれ拭けや
(なまえ)
あなた
…………、さら新品なんやろ。
(なまえ)
あなた
無理。
宮 治
あいつのとか気にせんでええ


なら、顔拭こ。


涙で濡れた顔をタオルで拭いた。

これ、ふかふかやな
宮 侑
いや、足拭けって俺は言っとるねん
(なまえ)
あなた
自分で拭くから。
宮 侑
拭くもんあるんかよ
(なまえ)
あなた
手で
角名 倫太郎
……はい、?手??


いくらなんでも嫌やで
人の使ってこれ拭くとか。


(なまえ)
あなた
……迷惑かけてごめん
(なまえ)
あなた
もう、大丈夫やから部活行って
宮 侑
(こいつ謝れんのか……←)
宮 侑
(って、そこやないわ)
宮 侑
そのタオル貸せ

パシ。


タオルを取られ


足に触れる。



(なまえ)
あなた
、ビクッ……
宮 侑
……なんもせんわ。


拭こうとしてくれてるんは知ってるわ、


(なまえ)
あなた
拭かんでええて
宮 侑
アホか
宮 侑
こんなん他の男に見られたらお前また同じことさせるんやぞ
(なまえ)
あなた
ッッ…………
宮 侑
嫌なんやったら黙っとけ



ある程度吹いてくれた。




宮 侑
あとは知らん
自分でしろ
(なまえ)
あなた
…………あ、りがと。
宮 侑
じゃ、この2人おるからええやろ


そう言って、戻ってった。



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