第59話

『トラブル、再び。⑦』
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2020/04/18 10:05
むぅ
むぅ
(自己中とか、自分勝手だと思われたかな...)
優しい人達なのは分かっているのに、
嫌な想像ばかり浮かんで来て。
頭を下げたまま、動けない。
ななもり
ななもり
えっと.....そろそろ顔上げて大丈夫だよ?
戸惑いながら促してくれる声にも、身体が震えてしまう。
むぅ
むぅ
(どうして私、こんなに臆病なんだろう)
自分への苛立ち、情けなさから床を睨み付ける
私の背中に暖かい手が触れた。
むぅ
むぅ
...........!!…りっくん?
莉玖
莉玖
大丈夫。大丈夫だから。
皆は璃夢の事、嫌いになったりしない。
...だから、顔上げて?
掛けられた言葉と優しい手つきに、涙が零れそうになる。
むぅ
むぅ
.........うん。ありがとう...
支えて貰いつつ、ようやく顔を上げれば。
笑顔でこちらを見つめる皆さんが居て。
るぅと
るぅと
お疲れ様でした( *´꒳`*)
ころん
ころん
.....お疲れ。...頑張ったと思うよ?w
ジェル
ジェル
お祝いせな!お祝い!!
迷惑を沢山かけた私の事を、1度も責める事なく。
さとみ
さとみ
焼肉食べに行こう、ころんの奢りで
莉玖
莉玖
良いね。今すぐ行こう、すぐ行こう
ころん
ころん
何でだよ!!ww
るぅと
るぅと
僕はお寿司が食べたいです
さとみ
さとみ
じゃあハシゴするかー。
.....ころんの奢りで
ななもり
ななもり
ころちゃん太っ腹ー!!!
ころん
ころん
なーくんまで.......(´;ω;`)
お疲れ様と、労ってくれて。
むぅ
むぅ
.........ありがとうございます、本当に
彼らが皆に好かれる理由が、分かったような気がした。
ころん
ころん
え、やっぱりこれ僕が奢る流れなの?(゜д゜)
むぅ
むぅ
えっ、ちが、そういう訳では.....すみません...
何なら私が奢ります。ご迷惑お掛けしたので
優しくて、ユーモアがあって。
すとぷりの皆さん
それは何か違うダメ
莉玖
莉玖
うんうん。俺も納得しない
むぅ
むぅ
えぇ........何かお礼を...
一人一人の個性が輝いて居て、格好良い。
ななもり
ななもり
んー.......お礼かぁ...別に大丈夫なんだけど。
強いて言うなら.....
お礼をすると譲らない私を見て、ななもりさんが考え込み。
ジェル
ジェル
強いて言うなら?
ワクワクとした目でジェルさんが見ている中。
むぅ
むぅ
何でも来いっ!です!!(p`・ω・´q)
莉玖
莉玖
グハッ.....(可愛いぃぃぃい)
何故か私を見て、りっくんが倒れた。
むぅ
むぅ
えっ、え!?え!?しっかり!!!
焦りまくる私とは正反対に至って冷静な3人。
さとみ
さとみ
あ、莉犬が死んだ
るぅと
るぅと
放っておきましょう
ころん
ころん
そだね、どうせキュン死にとか言う奴でしょ?
いつもこんな事起こってる訳では無いよね?と
不安になった事は内緒だ。
莉玖
莉玖
...さとみくんもるぅとくんも酷い!
そしてころちゃん雑じゃない!?
好き勝手言われた張本人が復活すると同時に。
ななもり
ななもり
あっ、良い事思い付いた!
ななもり
ななもり
合宿しよう!!!
むぅ
むぅ
.......え
ななもりさんが、また突拍子も無い事を言い出して。
ななもり
ななもり
詳細はまた後日決めよう!
今日は帰るね!お疲れ様!
嵐のように去って行った。
ジェル
ジェル
なーくんが帰るなら俺も帰る!またな!
さとみ
さとみ
俺達も帰るか
るぅと
るぅと
そうですね、帰りましょう
ころん
ころん
え、僕も帰る!!
2人ともお疲れ、じゃね!
それに続くように、部屋を出て行く皆さん。
璃夢
璃夢
.........ななもりさんって時々分からない...
後には、テンションに付いて行けず困惑する私と。
莉玖
莉玖
と、とりあえず解決して良かった、ね!
メンバーをフォローしつつ、私の不安も消そうと奮闘する
りっくんが残された。
                                            __『トラブル、再び。』完
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作者
作者
はい!作者です!
作者
作者
終わらせ方を間違ってないか
不安で仕方ないです笑
作者
作者
本編では莉犬くん以外を出さなかったので、
口調とかキャラとか色々迷いました...
こんなんじゃ無い!って思った方、
本当にすみません、許して下さい(´;ω;`)
作者
作者
一応、頑張って書いたつもりなので...
いいね押して下さったら嬉しいです!
作者
作者
進行も内容も下手くそでごめんなさい、
また次の番外編も頑張ります!!

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