第55話

『トラブル、再び。③』
1,888
2020/03/30 15:16
何とか挨拶を済ませたものの。
璃夢
璃夢
(ど、どうしよう.......!)
まともに会話すら出来ない私。
璃夢
璃夢
(あ、そーだ!
...こういう時こそ、むぅになれば...!)
この状態を打破出来る、名案を思いつき。
りっくんの後ろから飛び出して。
莉玖
莉玖
あれっ?璃夢ー!?
自室へ滑り込むと、パーカーを羽織って。
目深にフードを被り、皆の元へ戻る。
むぅ
むぅ
改めて、こんにちは。
今日は来て下さって、ありがとうございます。
すとぷりの皆さん
(性格が変わった.........!?)
これなら、少しはマシになったと思う。
彼の後ろに隠れず会話を出来るだけ、だが。
莉玖
莉玖
.....................................))パサッ
何を思ったか、いきなりフードを取られて。
璃夢
璃夢
.........................なっ...........|彡サッ!
視界が明るくなり、恐怖も戻って来る。
璃夢
璃夢
コソッ...りっくん何するの!
反射的に隠れてしまいながら、抗議の目を向けると。
莉玖
莉玖
ごめん...本当に変わるのか試したくて、つい
莉玖
莉玖
ちょっとした好奇心。ごめんね?
申し訳なさそうにしていたので、今回は見逃してあげた。
璃夢
璃夢
...全く...次やったら怒るからね?...))パサッ
気を取り直して、今度はもっとしっかりフードを被って。
むぅ
むぅ
ちょっとしたトラブルでした笑
すみません。立ち話で済む話でも無いので、
上がって下さい。
前に進み出て、入ってくれるよう促した。
ジェル
ジェル
はーい
良い返事が飛んでくる中、何となく。
ころん
ころん
おっじゃっまっしまーす
るぅと
るぅと
お邪魔だと思うなら帰って下さい(*^^*)
ころん
ころん
えっ...............(´;ω;`)
あるお二人の関係が垣間見えるような会話が聞こえたが。
今はスルーする事にする。
むぅ
むぅ
(な、仲は良いんだよね?)
さとみ
さとみ
おー。意外に綺麗
ななもり
ななもり
主に莉犬くんが汚してそう
莉玖
莉玖
どういう意味!!
廊下を進む私の後ろで、楽しそうな会話が続いて居て。
むぅ
むぅ
(.........グループで活動してるの、良いなぁ)
少しだけ、羨ましく思った。
むぅ
むぅ
(もちろん個人の活動に
不満がある訳じゃ無いけど...)
今回のように、トラブル起きた時。
グループで活動して居れば。
メンバーの人を、真っ先に頼れると思うから。
むぅ
むぅ
(個人で活動してこそ私、とは思うけど)
視野に入れた方が良いのかなと考えた所で。
リビングに着いて居る事に気づき、椅子に座って貰って。
むぅ
むぅ
(...........よーし、ここからが本題。
しっかり意見を頂かないと!)
目的を再確認してから。
むぅ
むぅ
(有意義な時間に、しなくちゃね)
何から話そう...と考えを巡らせた。
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作者
作者
こんばんは!
作者
作者
もし、ご不満なキャラクター設定があったら
申し訳ありません...作者こういうの苦手で...
作者
作者
緩めに、甘めに見て頂けると有難いです。
よろしくお願い致します(>人<;)
作者
作者
では、また!

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