第19話

第18話
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2020/08/03 23:42
カーテンの隙間から、昇りはじめた日が射し込んで来る。
璃夢
璃夢
んん、もう朝...?早...まだ寝てたい...
寝れないと言った割に、結構よく眠った気がした。
璃夢
璃夢
...準備しないと、あー、出たくない...
ベットから出る事をギリギリまで渋って...
ようやく観念して、起き上がる。
璃夢
璃夢
良い天気だなぁ...顔洗ってこよ
こんな風に雲ひとつない晴れの日は、好きだ。
気持ちまで晴れやかになって、足取りも軽くなるから。
璃夢
璃夢
ー朝ごはん、何食べようかな...
冷蔵庫を覗くと、食パンとハム、レタスなど...
サンドウィッチを作れと言わんばかりの
食材が揃っていたので、従う事にした。
璃夢
璃夢
いただきます
誰もいない、1人きりの食卓で手を合わせる。
璃夢
璃夢
...うん。美味しい
安定の美味しさのサンドウィッチに満足しながら
朝食を食べ終え、鏡の前で身支度を整えた。
璃夢
璃夢
そろそろ、りっくん来る頃かな?
待ち合わせ3分前。
このくらいから彼を待ち遠しく思い始める。
璃夢
璃夢
...早く来ないかな...
会いたい。声が聞きたい。
笑ったその顔をずっと見ていたい。
...最近思うのはそんな事ばかりで。
四六時中、彼の事を考えている自分がいる。
璃夢
璃夢
(私ばっかり好きみたいで、悔しいな)
ピンポーン♬︎
璃夢
璃夢
ーあ。来たかな?
時間ぴったりに鳴り響いた自宅の呼び鈴。
璃夢
璃夢
はーい?
小走りで玄関まで行き、扉を開けると。
莉玖
莉玖
璃夢!おはよう、今日も可愛いね?
璃夢
璃夢
あ、ありがとう...(朝から絶好調だ...)
爽やかな笑顔で息をするように褒めてくれる彼。
莉玖
莉玖
どしたの?ww
璃夢
璃夢
(これ分かってやってるな)ううん。
びっくりしただけだよ
莉玖
莉玖
そ?wwじゃあ行こうか
笑いを隠しきれていないのは、
少し楽しんでいる面もあるからだろう。
璃夢
璃夢
...りっくん、私が恥ずかしがるの
分かってやってるでしょ
莉玖
莉玖
莉玖
莉玖
そ、そんな事?無いし?
今分かった、彼は嘘が下手だ。
璃夢
璃夢
バレッバレだよ?笑
からかうのも大概にして
そんな所も愛おしいけど。
莉玖
莉玖
はぁい...
莉玖
莉玖
でも可愛いと思ってるのは
ホントだからね!
璃夢
璃夢
...はいはい。ありがとうね笑
学校行きますよー
呆れるほど、そばに居て。
莉玖
莉玖
ちょっ!璃夢ー?
本気にしてないでしょ!
璃夢
璃夢
...さぁ?笑
莉玖
莉玖
置いてかないでえぇぇぇぇ(´;ω;`)
自分が1番近い場所で、
1番の理解者でありたいと願う人だから。
璃夢
璃夢
泣く!?泣いちゃう!?ごめん...
莉玖
莉玖
だって信じてくれないから...(´・ω・`)
璃夢
璃夢
(可愛い...笑)分かった分かった、
元々疑ってないよ笑
莉玖
莉玖
良かった...笑
あ、そういえばさ...
璃夢
璃夢
んー?
今日も、新しい一日が始まる。

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