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2020/08/18

第2話

踏切
私は目を開けると
あの踏切にいました

「身体が軽い気がする」

体感とかではなく確実に
とりあえず辺りを散策!
踏切のすぐ近くに駅があるの
駅に行くと

「ゆき…」

ゆきが泣き崩れてた!!

「ゆき?大丈夫?」

すると、ゆきは

「なぁw浮気ごときでよwww」

嘘、ゆきがそんな酷いことを
嘘よ嘘嘘嘘嘘

「まぁとりあえず葬式は泣き真似しとくわ」

私は憤りを感じた
そうひたすらに
ゆきに対して…

どうやらゆきは私のことが見えていないのか
目の前で話を聞いていても
見向きもしなかった
恐らく私は死んで幽霊にでも
なったのだろう

「ゆき、私は…」

私は決心した
この踏切でゆきに復讐しようと…

~3日後~
私は自分のお葬式を
みていた
なんとも言えない複雑なきもち(^_^;)
奥の方で誰か会話していた
(みてみよーと)

「僕のせいで…僕のせいで美来は…」
「ゆきくん、貴方のせいじゃないわ
子猫を救おうだなんて…美来ったら…」

…ほへ?子猫?
いたっけ
なるほど、ゆきは
ありもしない事をいって
両親をたぶらかしているのね
やっぱり許せないわ

「美来さんを守れず本当に申し訳ございません」
「ううんいいのよゆきくん」
「そうだぞゆきくん、美来の事は忘れて君の人生を歩んでくれきっとゆきにとっても君の1番の幸せが願いなんじゃないかな」
「おとうさん、おかあさん」
「この子もこんなに素敵な彼氏さん置いていっちゃうなんて罪な子ね…」

はぁ、なんなのよ
さっきから聞いてれば!
ゆきは悪人よ!
私は居心地の悪いここを後にした
そもそも自分のお葬式にいるなんて(笑)

(よーし決めた)

私はゆきに対して
完全な憎悪が
開花してしまった

~5年後~
「はぁ俺なんで俺たちは子供ができないんだ?」
俺、美宵ゆき
5年前ほんの出来心で
ある女の子と浮気をしてしまった
彼女から付き合って欲しいと頼まれ
最初こそ断ったものの
素敵な上に少し欠如してるとこが
堪らなく愛おしかった
まさかあんな形で美来との縁を切るとは
思っていなかったがな

~5年前~
「ゆきくーん一緒に帰ろー?」
「いいよりゆ」
「やった!りゆ嬉し!」
彼女はりゆ同じ部活で
マドンナのような子だった
男ばかりのテニス部に入ってきた
数少ない女の子でもあった
とは言ってもりゆと仲良かったか
と言われると対して話したことはなかった
だか、最近面接やらで学校に来ることが多いと
やたら彼女と会うことが増えた
2週間前に告られ
そして1週間前に付き合ったばっかりだ
まだデートはしてないがこれからするつもりだ

「ゆきくん?手繋ぎたいなぁりゆ」
「そ、そうか…いいよ」
「りゆゆきくんだーいすき」
「俺もだよ」

なんて他愛もない話をして校門へ向かうと
そこに居たのは
青ざめた顔の美来だった

[なんでいんだ]
とは思ったが顔には出さず
淡々と会話をした

とりあえずりゆとは離れ
美来と帰ることにした
1キロほど離れた駅へ向かい
道中またも他愛もない話をしていた
すると…

「美来!」

彼女は自ら踏切へ飛び込んだ
もちろん列車はすぐそこまで来ている
今更急ブレーキをかけても
意味は無いだろう
俺は笑った

[美来から開放される!]

こんな時でもそう考えられる俺は
そうとうクズなのだろう
だかしかし、りゆを思うと
美来などゴミけら以下だ
死んでくれた方が罪悪感がない

一応美来を助けて家族に嘘の説明をし
俺への責任転換がない事を
確認し、俺は再び
リユの元へと
足を運んだのであった

~5年後~
回想はこの辺で
とにかく俺たちには子供が出来なかった
嫁はもちろんりゆだ

「ねぇゆきくん、私たちどうして出来ないのかな」
「1度病院に行くか」
「そうだね」

~次の日~
「特に両者とも異常は見られません」
「えぇ!」
2人同時に叫んだ
「まぁ夜頑張ってください」

原因不明…か…

「ねーゆきくん?そういえば今日で5年ね」
「何が?」
「美来って子が死んでから」
「あ、そうだな」
「あの踏切行ってみない?」
「いいけどなんで?」
「うーんお墓参りかな、本当のお墓はわかんないけどあそこならわかるから」
「そうだな、明日行くか」

~つぎのひっ!~
「なっ…!」
見える
確かに美来だ
俺には霊感なるものはなく
人生で1度も心霊体験をしたことがない
だか今だけは見える
白いワンピースを纏い
腰まではありそうな髪を携えてる
美来が

「み、らい?」
俺は迷わず聞いてみた
「ゆき?」
返答がきた
「そうだよ!ゆきだよ!」
「ゆきくん誰に話しかけてるの?」
「え?美来がいるじゃないか」
「どこに?大丈夫?」
見えてないのか…?
「ゆき、私ね…」
「なんだ?」
「ゆきに呪いをかけたの」
「なんのだ?」
「子供が出来ない呪い」
「お前のせいだったのか!」
「ゆき、あれから通学以外でここ来てないでしょ」
「それは…」
「私はずっと待ってた」
「どうして?」
「ゆきが謝りに来るんじゃないかって」
「俺が謝る?ふざけるなお前が謝れ」
「いいの?私は呪いをとけれるのに」
「はぁ?さっさととけ!」
「それは出来ない私の念が強すぎるあまりなにかをしないと解けないの」
「何かって…」
「無理ならいいよ別に」
「わかったから!」
「ふふ、じゃあまず私が好きだった飲み物買ってきんさい!」
「お、へ?なんで?」
「出来ないの?」
「できる!行ってくる」
俺はすぐそこにあるコンビニで野菜dayを
買ってきた
美来はこの飲み物が大好きだった
「じゃあ次」
「…して」
「なに?」
「…して」
か細い声は確かに話しているが
耳には聞こえなかった

…にはどんな意味が込められて
いるのだろうか…