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第72話

番外編③ : 暖かい
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2021/11/16 13:44
家に帰るなや否やリビングにも立ち寄らずに
すぐベッドにダイブする。




ナヨン「チェヨン帰って来たの~?」




1階からナヨンオンニの声が聞こえたけど
気付かないふりをした。




チェヨン「こんなにダメージ受けるなんて…。」




自分でもびっくりだった。




そしてそのままベッドの上にいると気がついたら
寝てしまっていた。




どのくらい寝たか分からないけど誰かの声で目が覚める。




コンコン




それと同時に部屋のドアがノックされた。




ミナ「チェヨン起きた?」



チェヨン「あれ!?ミナオンニ帰ってきてたの?」



ミナ「うん、さっき。」



チェヨン「た、楽しかった?」



ミナ「楽しかったよ!」




…。更にダメージ。




ミナ「はい、これ。」




そう言ってミナオンニが差し出したのはマフラーだった。




チェヨン「え、これどうしたの?」



ミナ「チェヨンにプレゼント。」



チェヨン「なんで!?」



ミナ「この前チェヨン体調崩してたから(笑)」




確かに少し前私は風邪で寝込んでいた。




ミナ「チェヨンと同い年のソアンに選ぶの手伝ってもらったの。ツウィだとチェヨン本人に言っちゃいそうだし(笑)」



チェヨン「そ、そうだったんだ…私てっきり…。」



ミナ「てっきりなんだと思ったの?」




てっきりソアンの方が大切になったのかと思った。




なんてそんなこと恥ずかしくて
言えるわけないよね…!(笑)




チェヨン「何でもない(笑)どう似合ってる?」




私はミナオンニから貰ったマフラーを早速つけてみる。




ミナ「うん!チェヨンに似合ってるよ。」




そう言って笑う私たちの仲はこのマフラーくらい暖かい。




番外編③ Fin.



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