サナ「チェヨーン?最近上の空だけどどうしたの?」
チェヨン「え?」
ナヨン「まさかの自覚なし!?昨日だってお茶溢れてるのに気づかないし、リップなんてはみ出すまで塗ってるし変だよチェヨン。」
チェヨン「ごめんごめん(笑)」
ダヒョン「何かあるなら言いなよ?」
チェヨン「ありがとう。だけど大丈夫だよ…!」
ミナオンニとソアンが会うのが嫌とか
そんな自分勝手なこと言えるわけない。
それに今日は…、
ミナ「そろそろ私行ってくるね。」
ジヒョ「ソアンと会うんだっけ?」
ミナ「うん。」
ツウィ「行ってらっしゃーい。」
そう。今日は2人が会う日だ。
ミナオンニが出発して3分後、
私も作戦を実行し始めることにした。
チェヨン「私出かけてくるね…!」
必殺尾行作戦!
ジョンヨン「チェヨンはどこ行くの?」
チェヨン「あー、えっと散歩!」
モモ「遅くならないようにね、行ってらっしゃい。」
チェヨン「うん!行ってきます。」
と言ってミナオンニの後を着いて言った。
―――宿舎―――
ナヨン「どうせチェヨン、散歩とか言いながらミナが気になるんでしょうね(笑)」
ジョンヨン「間違いない。」
サナ「分かりやすいんだからほんとに(笑)」
7人は微笑ましいチェヨンに笑っていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。