前の話
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道路の道の名前は分からないがきわきわの
出っ張りに乗り遊ぶコネシマさん
すると信号のない歩道についた
それをいつもどうり通ろうとすると
俺の方に暴走車がスピードを加速させながら
近づいてくる
跳ねられる!
そう思って身構えた
すると
コネシマさんが俺のことを突き飛ばし歩道から
来た道に戻す
目を開けるとそこには
血だらけのコネシマさん
気づくと先輩は息を引き取っていた
涙が出ないのはショックすぎるからか?
俺は先輩を抱え何もできないでいた
すると
周りが光出し
目をつぶり数分して目を開ける
するとそこには
車で引かれたはずの先輩がいた
すると涙が出た
するとそれを遮るようにまた車が俺の方へ突っ込んでくる
先輩はやはり俺を助けようとした
だから突き飛ばそうとする先輩を避け
先輩を車の車線から出す
すると背中やあちこちに激痛
耐えられない激痛
そうか…先輩もこれを体験したんですね
クッソ!
言葉が上手く繋げられない
精一杯息をする
でもダメだ
もう…意識が…
俺は頑張って最後の力を振り絞り
笑顔を作り言葉を繋げ
息を引き取った
俺達のループは終わらない
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!