第6話

第6話 卒業は明日
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2018/06/09 08:18
あの日七松先輩にあった日から何日もたった…私達は11人無事に卒業できる…いよいよ明日だ…やっぱり身長は少ししか伸びなかった…記憶が正しければ…まだ七松先輩よりかは低い…そんな事を思いながら…鍛錬をしていた…そんな時だ…いきなり喜三太がすごいはやさで走ってきた…
金吾「喜三太?どうしたの?」
喜三太「金吾……な…」とても走ったのか…息切れをしていて苦しそうだった…
金吾「大丈夫?落ち着いた方が…」
喜三太「大丈夫…それより…七松先輩が…」顔色を変えて言う…
金吾「七松先輩が…?」
喜三太「任務に失敗して…〇ろされた…って…」最後の方は下を向きながら言った…
金吾「…え…?」そんなの嘘だ…まだ身長も抜かせてないまだ沢山言いたいことがあった…あの先輩が任務を失敗するわけない…〇ぬわけなんて…
喜三太「…金吾…本当なんだ…今朝…中在家先輩が来て…学園長先生に…そういったそうだ…」
金吾「……うそ…だ…」
喜三太「…」
金吾「七松先輩が…まだ……七松先輩より強くなってない…大きくなってない…いつか…七松先輩を抜かして……一緒に…また…走りたかった…のに…どうして…」私の目には…涙が溜まっていた…一人称を…私にした時から…4年生の時から…泣き虫を直して…泣いてなかったのに…また…戻ってしまった…
喜三太「…」
金吾「……」泣いてしまった…また…
私はそのまま泣き疲れて寝た…そして忍術学園を卒業して…剣豪になった…あの時最後に見た七松先輩と同じくらいの背になった…でも…嬉しくなかった…そして私は…仲間に裏切られ…〇んだ…呆気ない…人生だった

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