マサイside
久しぶりに恋人のモトキと2人きりでおうちデートをしている
ゲームをしたり、チクワと遊んだりしてあっという間に1日が過ぎた
俺は夕飯の片付けを終えてリビングに行くと、モトキがソファに座ってうとうとしている
モトキって何言っても嫌な顔ひとつしない
だから最近少し無理をしている気がする
今日くらい休ませてあげよう
ふにゃりと笑ってモトキが甘々な声でそう言ってくる
まってかわいすぎる心臓に悪い
だめだ、こいつ疲れすぎて完全に甘えたモードだ
かわいすぎて俺の息子が危ない←
俺はモトキを横抱きしてベッドに連れて行く
なんて会話をしながら寝室まで行き、モトキをゆっくりとベッドにおろす
俺はまだ残っている編集をするためにリビングに戻ろうとするとモトキに服の袖を引っ張られた
上目遣いな上に少し首を傾けてるってもう殺しにきてるじゃん!!
俺の恋人バカ可愛すぎる
俺の息子が限界を超えてるよ←
俺はモトキをゆっくりと押し倒した
もう我慢ができない
俺はそのままモトキの唇を奪う
モトキが少し口を開けたのを狙ってモトキの口の中に舌をいれる
俺が服に手をかけた瞬間、モトキは俺の方に寄りかかって眠ってしまった
え、これって生殺しじゃん
俺の息子もうガチガチに成長しちゃってるんだけど←
モトキを見るとすごく幸せそうな顔で眠っていた
そんな顔されたら襲う気なんてなくなるに決まってる
俺はモトキをベッドに寝かせて布団をかけてやる
こいつ夢の中でもグミ食ってんのか
どんだけ好きなんだよ
俺は夢に出ないのかなぁ
と小声で叫び、悶絶する
結局俺は編集にしようとパソコンと対面していたが、さっきまでモトキの行動が頭をよぎって集中できず、モトキの隣で寝てしまうのであった
結果、俺の恋人は尊い
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。