シルクside
俺は部屋で1人、別室で拘束と目隠しをされて玩具に犯されているマサイを画面越しに眺めている
俺の方も興奮してきて襲いたくなってきたが、なんとか残っている理性で抑えている
だってこれはお仕置きなのだから
1時間前
俺の大好きな(恋人であるマサイの次に)紅茶がなくなりかけてたから、買い溜めしに外に出た
コンビニの近くまで行くとマサイを見かけた
きっと俺の家に行く途中だったのだろう
俺が声をかけようとしたら、知らない男がマサイの腕を掴んでニコニコしながら話しかけた
マサイは苦笑いしながら男から離れようとしているが、男が腕を放そうとしない
マサイは優しいからきっぱり断ろうとしない
それが少し嫌だった
俺がいるのになんでちゃん独占欲断ってくれないの?
俺は男の手を掴んでマサイのから引き剥がした
男は舌打ちをしてどこかへ行ってしまった
気付いたら俺はマサイの腕を掴んで家に帰り、ベットに押し倒していた
そして今に至る
マサイを放置して俺がいないとダメなんだってことをわからせるために放置プレイをしてみた
事あるごとに俺の名前を呼んでくれるマサイ
すげえ可愛い
もうそろそろいいかなと思い、マサイのいる部屋に行き、目隠しを取ってあげる
泣きながらマサイはそう言ってきた
俺は玩具を外し、マサイの頬を撫でる
俺はまんまとマサイに煽られ、その夜はマサイが気絶するまで抱き潰した
朝起きるとマサイが俺の方に擦り寄ってきた
マサイの目に涙が溜まっている
馬鹿だな俺
恋人をこんなに不安がらせるなんて。。。
俺はマサイを抱きしめた
その日の朝は、甘い幸せに浸りながらずっと抱きしめあった
おかげで撮影に遅刻したのはまた別の話
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!