兄クロードside
俺、兄クロードことけいはこの状況が理解できず困っている
久しぶりに家に来た弟兼恋人のりょうが土下座で謝ってきたのだ
何を言ってるのかさっぱりわからん
今日ってなんか特別なことでもあったか?
なんて思いながら壁に掛かっているカレンダーを見る
今日は2月14日…あ、バレンタインデーか!
そういえば先月…
なんて会話したなぁ
まぁ俺は忘れてたけどw
りょうが謝ってきたということは、忙しくてチョコを作れなかったのか
りょうが俺を見上げてくる
目に涙が溜まっている
こりゃ相当ダメージきてるな
ちょっとかわいいと思ってしまう俺はもしかしたらドSかもな
ただし…
俺はりょうを横抱きしてベッドに運び、そのまま押し倒す
りょうのズボンを下着ごと脱がし、ナカに指を挿れていく
ナカをいじりながら胸の飾りもいじる
片方を吸うと、ナカがキュッとしまる
もうりょうの目がハートになってる
ほんとかわいい
そう思いながら深くキスをする
顔真っ赤にしちゃって、ほんとにチョコみたいに溶けちゃいそうだな
俺はりょうを仰向けにし、りょうのナカに自分のソレを奥の方を突っこんだ
突くたびに漏れるりょうの甘い声
しかもこの体制だと奥までいけるし、あまりりょうに負担をかけなくて済む
なんてことを思っていると、不意にりょうの首筋が目に入った
無防備な首筋に俺は我慢できず、俺はりょうの首を噛んだ
噛んでいると、りょうのナカが締まり、お互い同時に達してしまった
って、聞いてないし
りょうの首筋を見ると、歯形がくっきり残り、少し血が出ていた
俺の口の中も、なんか血の味がする
それが少し甘く感じたのは気のせいかな
にいちゃん呼び久しぶりに聞いたな
やっぱりりょうら、俺の弟なんだな
こりゃ、堕ちたな
今日のりょうは、俺だけの甘いチョコレート
誰にもあげない、一口でも手を出したらどうなるか…
わかってるよな?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!