第2話

実技試験!
1,528
2022/10/22 10:00



2月26日。




【雄英高等学校 入学試験会場】

と書かれた門をくぐり中へ。





??
縁起悪いもんね〜!
??
緊張するよねぇ
??
へ…あ………えと……
??
お互い頑張ろう〜じゃ〜!



何やら微笑ましい会話をしとった。


美時みとき あなたの下の名前
あの茶髪の子可愛ええな……







受験票を見直し、少し緊張しながら説明会場へと足を運んだ。




席に着いてすぐ、ウチは隣を見た。



??
チッ……


左隣の男は何やらイライラしてる模様。


美時みとき あなたの下の名前
なぁ、なんでそんなイライラしとん??
??
あ"ぁ??
美時みとき あなたの下の名前
あ、これ絶対話通じん人や
??
ッ💢  黙れクソモブ
美時みとき あなたの下の名前
おぉ…言うやん


右隣の子は女の子でめちゃくちゃ緊張してて話せる状況ちゃうかった。




プレゼント・マイク/山田 ひざし
受験生のリスナー、今日は俺のライヴにようこそー!!
プレゼント・マイク/山田 ひざし
エヴィバディセイヘイ!!!!



──── シィィィィン。




美時みとき あなたの下の名前
まぁ、そりゃそぉやろ、w

こんなテンション受験生がついてけるわけないやんw




しばらく説明を聞いて、バスで演習会場Bに移動。

演習会場は街のような……つか、これ…もぉ街みたいなもんやろ、


ウチは少し驚きながらも軽くストレッチを始める。



美時みとき あなたの下の名前
ぅ~し 、 やるかぁ、





プレゼント・マイク《はい!スタートー!!!!》





美時みとき あなたの下の名前
え?
??
??


あ、もぉスタート?

おっしゃ一番乗り〜。



ウチはみんなより1歩…いや5歩ぐらい先に踏み出した。





??
速ッ!?



走っとったら早速、仮想ヴィランがウチの目の前に。


美時みとき あなたの下の名前
ぉ~…あれか〜


こいつ…"目"ぇどこや。

ん〜…まぁとりまこの辺におっても後ろのヤツらが倒してまうよな。

ならちょっと離れたとこに行こか。



その場から離れ、仮想ヴィランを1人で次々と倒してく。




─── バキバキッ…ドゴッ…




美時みとき あなたの下の名前
うし…これで〜、、何ポイントや?


─── バキバキバキッ……ドンッ



美時みとき あなたの下の名前
……し。…あ、35ポイントか!今!


.
う"ッ……


唸り声が聞こえ後ろ振り返れば何人かおって、その中の数人が倒れ込んでた。




─── バンッ……バキバキ…




美時みとき あなたの下の名前
大丈夫なん、君〜
.
す、すまん……お陰様で、、
.
………(こいつ…“個性”なんだ……?)
美時みとき あなたの下の名前
ほんじゃ気ぃつけて〜。


今んで3…7やな。





.
……ほぼ素手で倒してら…
.
あれだろ。近接戦闘系の“個性”だろ。
そ〜じゃなきゃあんな素手で倒せねぇよ。
.
それより俺らも早く行くぞ


残念ながらウチの“個性”の内の1個・・は戦える系のとちゃうねんなぁ。






─── ガタガタガタガガタ…



地響きのような音が鳴ったと同時にどデカい仮想ヴィランが出てきた。




プレゼント・マイク《残り2分切ったぜーー!!!》




お……2分切ったか。

にしてもあのクソでかいヴィラン…


美時みとき あなたの下の名前
むっちゃ倒したいなぁ〜ッ!!



??
____ っ"たぁッ…





美時みとき あなたの下の名前
…………




オトン「ッ"………んや、大丈夫やから。」





美時みとき あなたの下の名前
……あかん…


助け ______ ダッッ!!





1歩踏み出した瞬間、今朝茶髪の子と話しとったあの緑髪の子が飛び出した。





美時みとき あなたの下の名前
………、



煙の中から、飛び出した彼は…このにおる受験生の誰よりもヒーローのようで。




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