退屈な授業がやっと終わって
ー食堂なうー
列に並ぼうとしたら、、、
振り向いたら知らない人がニカニカ笑いながらこっちを見ていた。
しかも2人
集団いじめか。
あっ、
本音が出てしまった
俺を助ける? そんなことする人いるものか。
思った。
本当に君のこと
憧れる
まるで
月みたいだ。
ま、行ってみるか
なんか
2人とも
可愛いんですけど
ーーーシーンーーー
あっ僕に聞いてたんだ
なんか面白い
元気なってきたかも
そこには女の子がポツンと座っていた
そりゃそうなるわな笑笑
ガチャン
シーーーーーーーーーーン
はっ?
嘘だ。
こいつもイジメられてんのか?
ちょっと涙目だった。
俺と同じ状況のやつ
いたんだ。
嘘だ
あれっ??自己紹介してる?
あなたか、、、いい名前
あなたか、、、
あなた、、、
お前の声だけが
俺の耳に
すぐ入ってきたよ
俺もか
自己紹介なんて緊張するよ
よく見たら
足にものすごい量のばんそうこう貼ってる 。
俺と一緒だな
ふふっウサギ🐰が笑った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。