第122話

🥀
2,142
2021/03/26 09:31
本当に今日は家に帰りたくなかったわけだし、










ジミンにその気はないから安全だって、分かりきってる









そんな風に理由をあれこれ付けて、ジミンの家までついてきてしまった





あなた

なんか、ごめんね…?

ジミン
ジミン
いや、あなたがいいなら俺は別に…明日も休みだし
ジミン
ジミン
あっ、今ちょうど同居人がいるんだけど……




ドアを開ける時思い出したように言う





あなた

うん?




同居人……?










誰だろ、と思った瞬間それが姿を現した





??
にゃー
あなた

猫っ!?超かわいいぃっ!!




玄関先までトコトコとやってきたのは、愛らしい猫だった









フワフワの白い毛にクリクリと大きな瞳をした猫





あなた

かわいい〜っ!





人見知りすることなく私の足にすり寄ってくるその猫を思わず抱き抱える





ジミン
ジミン
あなた、猫平気?
あなた

うん!大好きっ!

あなた

ってか、ジミン猫飼ってたっけ?





たしか前来た時はいなかったはず……










ジミン
ジミン
いや、チョンから預かってるだけ
あなた

……チョン?





って、え?










それって、まさか
















ジミン
ジミン
あなたと仲いい、1年の……















ぐ、ぐぅちゃん!?




あなた

なっ、なんでジミンがっ!?

あなた

ぐぅちゃんの猫預かってるの?

ジミン
ジミン
なんか、昨日の夜、道で偶然猫抱えて歩くチョンに会って、、知り合いの猫預かってきたら、家の人が猫アレルギーだったらしくて、家にいられないからずっと歩いてたって言うから……





何それ……





あなた

それでジミンが預かることにしたの?

ジミン
ジミン
うん。まじで困ってるみたいだったし…








だからって、ほぼ他人からの猫を預かるなんて










どこまでいい人……










ぐぅちゃんもジミンに会えなかったらどーするつもりだったの、、










って、ぐぅちゃんといえば




















私、今日ぐぅちゃんに告白されたんだった

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