さすがに2回も同じことを呟いてたからか、本気で心配したように聞いてくる
さっきと今とでは、"どうしよう"の意味が全く違うんだけど……
とりあえず、思いきって聞いてみた
無言で私の前に座り込むジミン
俯いてしまった私には、あぐらをかくジミンの膝だけが見えた
まぁ、間違ってはないので俯いたまま頷く
いえ、関係してるんです
とは言えない……
なんで疑問形?
いっぱいいっぱいなジミンの言葉が、逆に辛い
時計の針は23:45を指している
当然だけど、布団からはジミンの匂いが溢れていて、ドキドキと安心が入り交じったような、不思議な感じがする
返事をしながら、すり寄ってくるアレキを撫でる
ってことは、昨日の夜はジミンがアレキとくっついて寝てたってこと……?
やばい、、想像しただけで可愛い……
思ってたんと違う……ㅋㅋ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。