第126話

🥀
2,122
2021/03/26 09:38
翌朝___










といっても、10:30を過ぎてもうすぐお昼になろうとしていた頃










そんな時間まで寝ていた私とジミンを起こしたのは









ピンポーン___










インターホン音だった










その音に1番早く反応したのは、私の隣で寝ていたアレキ









布団から抜け出して玄関のドアに向かって鳴きあげる



あなた

あっ、ダメだよ!





チャイムの音とアレキの鳴き声に起こされた私は玄関のドアに爪を立てようとしているアレキを抱き上げた









そんな私を横にジミンが目を擦りながらやって来て、ドアを開けた










開けたら________


























グク
グク
おはようございます。猫、引き取りに来ました


ぐぅちゃんがいた










え、、





ジミン
ジミン
おー、チョン。ちょっと待ってて。荷物もってくる


ジミンはアレキのおもちゃやらを取りに部屋に戻る



あなた

……

グク
グク
ヌナ、なんでいるんですか?





なにこれ、気まず……






あなた

まぁ、色々あって……

グク
グク
もしかして、泊まってました?
あなた

……まぁ、うん

グク
グク
ってことは、より戻したんですか?
あなた

ううん

グク
グク
は?付き合ってもないのに、ヤったんですか!?
あなた

っ!?やっ、ヤってないから!!





ぐぅちゃんがとんでもないことを言い出すから、私も慌てて声を上げる




グク
グク
マジすか?
あなた

マジです




すると、ぐぅちゃんは大きなため息をついた










そのため息は"安心した"というより、"呆れた"というみたいだった




グク
グク
好きな男と一晩過ごして何も起こさないなんて、幼稚園のお泊まり会レベルですよ?←
あなた

はぁ!?

グク
グク
いいですか、女の武器なんでも、使えるものは全部使って、ジミン先輩を落とさなきゃダメですよ?
グク
グク
部屋に泊めてくれるってことは、充分脈アリだと思いますから、頑張ってくださいよ!
あなた

……う、うん






あれ、?










この子、昨日、私に告白しなかったっけ……?










なんでアドバイスしてんの、










あれは夢だった?

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