あなたside___
ユンさんに連れてこられて来た場所は、ごく普通の喫茶店
そしてなぜだかそこでのんびりとお茶をしてる……
ユンさんは子供みたいに笑っていう
ぐぅちゃんとのこと見られてたんだ……
どうしよ、ユンさんは私がジミンの彼女だと思ってるのに
ジミンという名前が出て、ドキッとする
って、私のバカっ!
ユンさんにはジミンと付き合ってることになってるのに、何本音言ってんの、!?
優しく微笑んでるユンさんに、私はこれ以上のボロを出さないように黙った
するとユンさんは少し考えるように、静かに少しずつ話し始めた
"ミニョンさん"?
"俺には母親がいない。3年くらい前に、死んだから"
あの時のジミンの言葉が、頭の中で繰り返された
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。