第135話

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2,075
2021/03/29 12:56
あなた

あ、ナムさん!!

ナムさんというのは、お隣のキムさん家の次男










つまりじんオッパの弟










私の1個上の19歳なのに凄い大人っぽい











ナムさんは、私がじんオッパに巻き込まれて危険な目にあうたびにいつも真っ先に助けに来てくれた









私にとって王子様的存在










モデルかってくらい足が長く、スタイルがよくて









性格もめちゃくちゃいい










じんオッパの弟とは思えないくらいに素敵な人





ナムさん
ナムさん
久しぶり。元気だった?
あなた

うん、元気だよ!

ナムさん
ナムさん
そっか、よかった



そう言って、ナムさんがにこりと微笑む










これぞナムさんスマイル←





ナムさん
ナムさん
少し、話せる?
あなた

はい!









近くにあった公園のベンチに微妙な距離を保ちつつ並んで座る





ナムさん
ナムさん
……ジミン君とは、上手くいきそう?






え、?













あなた

えぇっ!?な、なんでナムさんがジミンのこと……

ナムさん
ナムさん
あぁ、あなたの話は我が家の食卓で常に聞いてるからㅋㅋ







え、は?










その情報源って絶対じんオッパだ……






あなた

あははっ、まぁ、ぼちぼちかな?ㅎ

ナムさん
ナムさん
そっか、頑張れㅎㅎ
あなた

うん……ㅎ








こんな風にじんオッパもナムさんも私のことを気にしてくれてるのには、ある事情がある










それは私が中学生の頃










私は2人のファンの子たちに、家が隣で幼なじみという理由だけでいじめられた事があるから










それ以来、2人は私に対して何かと過保護になっちゃったんですよ、、










オッパの場合は面白半分な所もあるから気にならないけど










ナムさんはいつだって本気で心配してくれるから、なんだか恐縮してしまう







あなた

そういうナムさんこそ、彼女とかいないの?





なんとか話題を変えようと聞いてみると








ナムさん
ナムさん
今度、プロポーズしようかなって思ってる



















プ、プロポーズ!?!?!?

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