第5話

4.
988
2021/09/18 14:00
西畑 side


















大西「大ちゃん、お帰り。笑」



大橋「大吾ぉ!!!!良かったな!元気になって」



高橋「大吾くん、退院おめでとうございます。」



長尾「復帰出来て良かった!お帰りなさい!!」



藤原「もう、大丈夫なん?あんま無理すんなよ」



道枝「お帰りなさい。大吾くんがまた戻ってきてくれてよかった笑」



『みんな……。』













僕を囲むようにして、みんな半泣きしながら



声をかけてくれた。









『ただいま。笑』



















また戻れたんや。



大好きな、



大好きな、



この場所に。































『…ただ……いまっ……』



『、。』










目には、1粒の涙が流れていた。



周りを慌てて見渡す。



そこにメンバーの姿はなかった。









『夢、か…。』









"夢"を見ていたんだと思うと、



また少し気が重くなる。



最悪や。



こんな辛い夢、見たくないだけなのに……。














「……グスッ」









そう遠くないところから、



誰かがすすり泣くこの声。









西畑「またや……。」









俺がこの病室に入ってから、毎晩のように



この泣き声が聞こえる。








毎回、その泣き声に同情のようなものをしてしまう。



俺だって、泣きたい。



なんで、あんたばっかそんな泣くん?



お願いやから、泣かんといてや、。



今まで俺は泣かんように必死に堪えてきてんねん。



なんで、なんでや…。







今日の夜は、


僕にとって、泣きたくないのに泣いた夜やった。


夜、ということもあって、声を出さぬよう


必死に抑えながら、布団の中で沢山の涙を流した。








プリ小説オーディオドラマ