第6話

5.
681
2021/10/11 14:13
西畑 side





『、…っ、』




いつの間にか、朝になっていた時の速さに改めて驚
いた。


でも、その速さに1つ、ため息を漏らす。





鏡で1度、自分の顔を確認すれば、涙の乾いた跡が残っていた。





目覚ましのついでとして、出入口付近の水道で顔を洗う。


時期は春あたりだったこともあり、水の温度は丁度いいぐらいだけど、地味に冷たかった。


時計の時刻はa.m.6:00


起きても何もすることがない自分にとっては、


どうやら、起きるのが早すぎたみたいだ。





『流星、起きとるかな…。笑』




ベッドに戻って、サイドテーブルの上に置いてあるスマホを確認すると、メッセージが1件届いていた。


マネージャーの小林さんだ。





小林
「夜遅くにすいません。明日、道枝さんと大西さんと大橋さん以外は、そちらにお見舞いに行くので、よろしくお願いします☺️
時間は…大体10時半辺りですかね。
何かご都合が合わなかったりしたら、言ってください。では、おやすみなさい。」




相変わらず、丁寧な文やなぁ。


なんて、小林さんの礼儀正しさを見習った。


メンバー似合うのは、いつぶりだろうか。


僕が入院して以来、都合が合わず、ずっと会えていない。


あ、もちろん、メールでのやり取りはあったで。


「大丈夫ー?」とか、「今日なー、」って、


心配してくれたり、ときにはその日あったことを話してくれたり、


レッスンとかで、指摘されたところとかはよく、


流星とか、丈くんとか、大橋が送ってくれたから、


そこから踊れはしないけど、スマホとか新しく買ったノートにまとめたりしていた。





もちろんメンバーに会えるのは嬉しい。


でも、その反面…














流星に会えへんのが、寂しすぎる。(


会いたいよぉ…流星……!!!







___side



「分かっとるって、。笑」






「いつか、…言う。」


「せやから、自分のタイミングで言わせてや。」


「それに、最近は、…忙しいんちゃう、?」


「もしかしたら、忙しすぎて、私の事なんか忘れてるかも…。笑」





「自分のことなんやから、自分の口で言う。」


「ママは、まだ何も言わんといてや。」














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