─みやside─
コンコン
扉が開き、姿を見せたのはあなただった。
俺は勉強机の椅子に座っていたが、
椅子より少し低いベッドに座り直す。
そう言ってあなたは床に座った。
俺はベッドをポンポンと叩いてあなたを呼ぶ。
あなたは少し照れた顔で俺の隣に座った。
─あなたside─
何の話をしようとしたのか。
そう聞いた後、少しみやは真剣な顔になった。
ただ、私も気になるので
みやが口を開くまで黙って待っていた。
何故かとても緊張する。
みやは焦っているように見えた。
─みやside─
やっぱりあのコメントはあなただった。
あなたは真剣な顔でこちらを見てくる。
女友達....か。
あなたの顔が赤くなる。
━━そんな顔されたら余計攻めたくなるじゃん。
あなたのばか。どうなっても知らないからな。
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P.S.
明日試合なのでお休みします😅💨
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!