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第43話

☪︎*。꙳
2,055
2021/08/29 00:48
マイキーと場地はあなたを家に連れて帰った


マイキー
エマ!!


玄関から中にいるエマを呼ぶ


エマ
はーい…ってあなた!?


エマはマイキーが抱えているあなたの姿を見て驚いた


それもそうだ


自分の友達であるあなたが傷だらけで服もボロボロなのを見れば誰だって驚く


マイキー
あなたが襲われた。怪我が酷くて…
とにかく、風呂に入れて欲しい


襲われたといっても、確認したところ殴打や鋭利な刃物での切り傷のみでそれ以外に目立った外傷はなかった


だか、あんな汚い倉庫にいたためお風呂に入れるのが1番だと思った


さすがに女子の入浴を野郎2人が手伝うわけにもいかず…


エマ
分かった。終わったら呼ぶ。
母屋はじいちゃんいるから、手当はマイキーの部屋でいい??
マイキー
うん。頼む。


そう言ってエマはあなたをお風呂に連れていき、マイキーと場地は手当に必要そうなものを準備していた


バジ
骨折とかはないらしいけど……
マイキー
精神こころの方が心配だよな……


佐野家と場地は真一郎が死んだ時のあなたの様子をよく知っていた


部屋から出ることも無く笑うことも泣くことも無く…


声を聞くことも出来なかった


ただ最低限の食事と睡眠だけを取りその目から生気を感じなかった


その時のあなたの姿を二度と見たくないと思ったのに…









ガシャーン


エマ
あなた!!


急にお風呂場から大きな音とエマの叫び声が聞こえた


マイキー
どうした!?
バジ
大丈夫か!?


マイキーと場地がお風呂場に行くと、真っ裸のあなたがエマの対角の位置に座っていた


膝を抱え、腕で頭を覆い何から自分を守るようにして…


ここにはあなたを傷つけるやつはいないのに…


マイキー
何があった…
エマ
分からない…
あなたをお風呂に入れようと思って、シャワーをかけてあげようと思ったら急にはたかれて…


エマが見る方向にはシャワーが落ちていて


お風呂場にあった鏡は割れていた


マイキー
エマ、危ないからちょっと離れてて。
後、飲水持ってきてくれる??
エマ
分かった…


エマはマイキーの指示通り飲水を持ってきた


バジ
あなた…??


場地はあなたに近ずき触れようとした


あなたがパニックになった時には必ずマイキーか場地が対応する


幼なじみと言うだけあってかあなたはマイキーと場地のそばに居ると落ち着いていた


だけど…


パチンッ


場地の手はあなたによってはたかれた


あなた
や…めて…ください…


あなたはカタカタと震え、拳は真っ白になるほど握り締められていた


あなた
いや…やめて……


虚ろな目は何もとらえていなかった


マイキー
場地、あなた抑えて。
バジ
…分かった。


場地は無理やりあなたの両腕を掴んだ


あなた
いや!!やめて!!
エマ
何するの!!あなたに乱暴なこと…
マイキー
エマ…ごめん。
こうしないとあなたが辛くなるから。
嫌だったら目瞑ってて。


マイキーはポケットから何かを取りだした


そしてそのままあなたに近ずき頬に触れる


あなた
いや!!


あなたはマイキーの手を噛んだ


そして足をばたつかせて暴れる


その足の上に跨りあなたの動きを止める


あなた
いや!!やめて!!
マイキー
ごめん…


マイキーはポケットから出した睡眠剤をあなたの口に無理やり押し込んだ

あなた
んーーー!!


そして自分の口に水を含みあなたの唇に重ねた


あなたは固く唇を閉じていたがマイキーの舌によって無理やり開けら、あなたの口の中に水が伝っていった


あなたはどうにか舌でそれを拒むがマイキーはその舌を器用に絡め、薬を飲み込むための軌道を確保する


あなたの喉元が数回上下したことを確認しマイキーは唇を離した


あなたは肩で息をしていて唇の端から水や唾液が伝っていた


あなた
万次郎……
マイキー
…。
あなた
助けて…


そう一言こぼしてあなたは瞼を閉じた




























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